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カテゴリ:自分の多発性硬化症治療等の基本情報
多発性硬化症にかかって、約2年半。
以下に、症状とその際の治療法、その効果をまとめてみる。 (効果は、あくまでも主観的な感想であり、またMSの病態は人それぞれなので、誰にでも当てはまるとは限りません。主治医と相談してください。) ☆ここまで、入院した症状、病変部位と回数(カッコ内が入院回数)、治療法は 1、頚髄炎+胸髄炎→胸より下の感覚障害+胸部・腰部の痛み(2回) ステロイドパルス 1クール 2、視神経炎→右目視野、下部より徐々に欠損。4~5日目に完全失明(1回) ステロイドパルス 2クール (1クール目は、ハーフパルス) 3、胸髄炎→胸部のピリピリ感(1回) ステロイドパルス1クール 4、胸髄炎→下肢完全(弛緩性)麻痺+排泄障害(1回) ステロイドパルス 2クール (2クール目は、2g×5日のメガパルス) 免疫グロブリン 1回 免疫吸着 2回(2回目はここ) 血漿交換 6回 血漿交換については、ここも参照↓ 旭化成サイト内血漿交換療法 http://www.asahi-kasei.co.jp/medical/ketsuekijokaho/kessho_top.html 5、胸髄炎?→左足首筋力低下(運動機能麻痺)、下肢筋力低下(1回) ステロイドパルス 2クール ☆治療の効果(あくまでも主観的な印象)は? 1、3、感覚障害や痛みのレベル ・ステロイドパルスで十分効いた ・痺れなどが残るが、徐々に薄まる感じがあった。 2、視神経炎は、眼科で入院した。 ・視力が十分に回復しないうちに退院 ・その後、経口ステロイドもやめるが、続けていたほうが良かったかも知れない →これについては、抗AQP4抗体の結果も参照のこと 4、完全(弛緩性)麻痺などの重度の場合 ・ステロイドパルスには、炎症を止める効果があるのだろうが、あまり効果は見えなかった。 ただし、最初の選択肢としては、当然、あると思う。 血漿交換との併用もありか? (2ヶ月入院したが、足の指が動くか動かないか、くらいの変化) ・免疫グロブリンは、頭痛とか発熱の中でも、できる治療らしい。 効果は、あまり感じられなかったが、発熱とかの中でも打てる手という意味で貴重。 ・免疫吸着は、2回だけだが、あまり変化はなかった気がする。2回目はここ。 ・血漿交換後、少し動きが良くなった(足に動きが出てきた)気がした。 重篤な場合は、血漿交換が効いたような気がした。 また、ステロイドパルスと血漿交換を併用するというのもあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.28 14:45:00
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