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カテゴリ:できごと
山中先生、おめでとうございます。
山中先生の言われているとおり、iPS細胞を利用した治療の実用化には時間がかかります。 ただでさえドラッグラグがあり、新しい治療へのハードルが高い日本で、私の生きている間に間に合うのかいな、とか、後遺障害を持ってから私の失ったものも大きく、その分、つらいところもあります。 とは言え、「待つ」ことに意味がある、治療を続けて現状維持をすることに意味がある、ということを、具体的に示してくれている研究だと思います。 しかし、ニュースで見た、山中先生のコメント、 「進行していく病気の時間との戦いを強く感じるし、私たちの一日と患者にとっての一日の違いを心して、研究している。あす、薬を作ることはできないが、多くの研究者が日々挑戦しているので、希望を持っていただきたいと思う」 (http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121008/k10015595481000.html) には励まされるし、多発性硬化症にかかって以来、涙もろくなっている私は泣きそうになります。 そう、難病患者にとっての1日の違いは、大きい。 そこを理解してくれて、研究をし続けられていることは、何とも言えずうれしく思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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