今回の入院についてのまとめ
今回の私の入院に際して、コメントを下さった方、本当にありがとうございます。本当は、もっと早く返事をすべきところですが、やはり足の動きが完全には戻らず、それが主な原因で、気分的に不安定になっている(短く言えば、落ち込んでいた)こともあり、しばらく時間を置くことにしていました。また、本来は、個々のコメントに返事をすべきですが、同様な理由でちょっと書く気持ちにならない点もありました。以上、お許しください。今回の入院について、一定、自分なりにまとめることで、多少、気持ちの整理もつけようというのが、この欄の主な意図です。☆良かった点・若い神経内科医が増えていた。→今回、緊急で飛び込みましたが、ふだん診てもいない患者に適切に対応してくれたと思います。とにかく絶対数が増えている、というのは神経難病の患者としてはうれしい。・施設・設備・スタッフが良かった。→割合、新しい病棟であり、明るく快適だった。また、入浴が毎日可能だった。・同室の患者のマナーが良かった。→これまで、同室の患者がイヤホンなしでテレビを見る等のことがあったが、今回はなし。静かな環境で治療に取り組めた。・リハビリに早期にとりかかれた。→入院するにあたり、急性期リハビリに切り替えてもらうようにお願いした。☆困った点・不安な点(←心配しても仕方がないところもあるが…)・ステロイドパルスを2クールしたが、足首等、足の筋力の回復が完全でなかった。・以前からの両下肢障害があったが、今回の再発で障害の程度が進んでしまった。・今までの薬で約5年半、再発がなかったが、今回は再発したようであり、どうしたら再発しないのか、訳が分からなくなった。つまり、打つ手がない、ということに気付かされた。患者の心理というものは(分かる人には分かると思いますが)、非常に気まぐれであり、主に、病気の回復具合・治療のすすみ具合に比例するところがあります。今回の自分の場合、やはり、足首や足の具合が再発前よりも悪くなっているのは事実であり、再発するたびに積み上がる(であろう)障害のことを考えると不安になります。また、今までの薬が5年半も再発がなく、よく抑えてくれていたとも言えますが、逆に言えば、今回の再発がその抑えが効かなかったということであり、それはそれでショックでした。「じゃあ、一体、どうしたら良いの?」考えるたびに、これは落ち込みます。当たり前だけど、ああ、やっぱり難病なんだなと。実に、冴えません。とは言え、付き合わないといけない病気ですので、徐々に気分を入れかえて日常生活に戻ります。