題未亭

F1イギリスGPが開催された週末、その他のレースにも沢山の日本人ドライバー達がそれぞれの戦いを繰り広げました。

まず、モンツァで開催されたル・マン耐久シリーズ第2戦。ここでは、黒澤治樹がTeam Jota（Zytek 04S-Zytek）2位に入賞！日本ではあまり報道されないル・マン耐久シリーズですが、黒澤君はル・マン本戦に続いて頑張っています。また、Zytek
Motorsport（Zytek 04S-Zytek）でチャンピオンを狙うと宣言していた下田隼成は15位に終わっています。なお、優勝はル・マン本戦でも速さを見せていたペスカローロでした。

イギリスGPのサポートレースとして開催されたGP2シリーズ。前戦のマニクールでは吉本大樹が見事に2位に入りましたが、今回は残念ながら、またも不運に見舞われたようです。予選16位からスタートした第1レースは13位でなんとか完走したものの、第2レースではまたもエンジントラブルで出走できず・・・。前戦できちんと走れれば並み居るライバル達と戦えるところを示してくれていただけに残念。どうもあまりにも不運がつきまとっています。これがチームの実力とすれば残念な状況です。

ワールドシリーズｂｙルノー第4戦はル・マンでの開催。福田良は、第1、第2レース共に17番グリッドからのスタート。決勝は第1レース14位、第2レース17位というリザルト。正直言って不完全燃焼。ル・マンはフランスF3時代によく知っているサーキットだっただけに残念でした。

イギリスF3（RD.7モンツァ）に参戦する井原慶子は、予選は第1レース21位、第2レース23位からのスタート。決勝は、第1レース１９位、第2レース２１位とほぼ定位置でのフィニッシュ。

日本人ドライバー達にとって、黒澤治樹をのぞけばF1の佐藤琢磨を含めて総じて不完全燃焼に終わった週末ですね。それでも、これだけのドライバー達が世界の舞台でそれぞれの夢と目標に向かって戦っています。これからも応援していきましょう。

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