F1イギリスGPは、ルノーのフェルナンド・アロンソの圧勝となりました。
虎をイメージしたという特別カラーリングに彩られたルノーのマシンは、他のドライバーを寄せ付けることなく、ポールポジションから60周を走り抜ける、文字通り圧勝。盤石とはこういうことを言うんだなぁ・・・というのが感想です。
他のドライバーの誰よりも燃料を積んだ状態でポールポジションを獲得。決勝でも実質的にトップを明け渡すことの無い勝利。予選3番手からスタートのミハエル・シューマッハは、ピットインの際にライコネンを逆転する「らしい」走りを見せてくれましたが、アロンソには届かず。
ポールからのスタートは勝てないというジンクスさえいわれるシルバーストーンを舞台に、今年ポールツウウィンで3連勝。すべてのレースに表彰台に登る強さは、まさに2004年のミハエル&フェラーリの再来でしょうか。
もう一つの印象は、ホンダ&トヨタの日本勢の不振。バトンの予選第一ピリオドでの落伍は、検査によって時間を奪われた不運も有りましたが、決勝ではマシントラブルでリタイア。バリチェロも順位を下げて入賞ならなかったホンダ。ラルフがスタート直後にアクシデントに見舞われ、トゥルーリは最後方から追い上げたものの入賞に届かなかったトヨタ。
ザウバーBMWが2台そろっての入賞を果たすなど、対象をなしてしまいました。
スーパーアグリは久々の2台完走。しかし、予選でもミッドランドに水をあけられるなどSA05の苦しさは、いよいよ切実に・・・。新車待ちのあと2戦も同様に苦しいレースとなりそう。山本左近がサードカーを走らせることはプラス材料ではあるものの、チームとしては苦しさは新車登場まで変わらないでしょうね。せめて、SA06が戦闘力の有ることを期待しつつ、あと2戦は完走を狙うしかないのが苦しい・・。
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盤石の体制に挑んだ幕末の志士
脈盤石で消臭・・だそうです
「盤石」でお買い物(笑)