F1は開幕3戦を終了して、3人のウイナーが誕生。
フェラーリとマクラーレンの対決の構図は予想通りですが、フェラーリ優位といわれていましたが、マクラーレンも非常に近い位置につけています。
予選ではフェラーリ優位に感じますが、マレーシアのような展開もあって、おもしろいシーズンスタートとなりました。
表彰台はフェラーリとマクラーレンが独占。ライコネンとハマミルトンの2人は3戦ともで表彰台に登っています。
そういう意味では、バーレーンでアロンソが5位に終わったことは少々意外でしたが、反面ルーキーのハミルトンが2位を獲得していることが光りますね。
また、BMWザウバーのハイドフェルドが3戦連続の4位を獲得というのも、意外な(失礼)前戦といえるでしょう。
下のような表を作ってみましたが、現状のチーム力が見えてくるようです。
順位 | オーストラリアGP | マレーシアGP | バーレーンGP |
1 | 6 | K.ライコネン | 1 | F.アロンソ | 5 | F.マッサ |
2 | 1 | F.アロンソ | 2 | L.ハミルトン | 2 | L.ハミルトン |
3 | 2 | L.ハミルトン | 6 | K.ライコネン | 6 | K.ライコネン |
4 | 9 | N.ハイドフェルド | 9 | N.ハイドフェルド | 9 | N.ハイドフェルド |
5 | 3 | G.フィジケラ | 5 | F.マッサ | 1 | F.アロンソ |
6 | 5 | F.マッサ | 3 | G.フィジケラ | 10 | R.クビカ |
7 | 16 | N.ロズベルグ | 12 | J.トゥルーリ | 12 | J.トゥルーリ |
8 | 11 | R.シューマッハ | 4 | H.コバライネン | 3 | G.フィジケラ |
9 | 12 | J.トゥルーリ | 17 | A.ブルツ | 4 | H.コバライネン |
10 | 4 | H.コバライネン | 15 | M.ウェーバー | 16 | N.ロズベルグ |
11 | 8 | R.バリチェッロ | 8 | R.バリチェロ | 17 | A.ブルツ |
12 | 22 | 佐藤琢磨 | 7 | J.バトン | 11 | R.シューマッハ |
13 | 15 | M.ウェーバー | 22 | 佐藤琢磨 | 8 | R.バリチェッロ |
14 | 18 | V.リウッツィ | 19 | S.スピード | 21 | C.アルバース |
15 | 7 | J.バトン | 11 | R.シューマッハー | 20 | A.スーティル |
16 | 23 | A.デビッドソン | 23 | A.デイビッドソン | 23 | A.デビッドソン |
17 | 21 | A.スーティル | 18 | V.リウッツィ | | |
18 | | | 10 | R.クビカ | | |
フェラーリとマクラーレンの2強に、BMW、ルノー、トヨタと続いているようです。
ホンダの低空飛行もはっきりと見えてしまいます。
やはりワークス勢の壁は厚く、好調なウイリアムズが初戦で2ポイントを獲得した他は、ワークス勢が入賞を独占しています。
やはりプライベーターチームにとって、入賞は一つの目標となりますが、容易ではありません。
今年のF1のカレンダーは変則的で、マレーシア、バーレーンと連戦の後は、約1月のインターバルを挟んで。スペインで第4戦を迎えます。
スタートで出遅れた、ホンダをはじめ、やや低調なルノーなどは、この間出どれだけマシン開発を進められるのかが問われます。
これはトップチームも同様で、フェラーリ、マクラーレンとも、いかにポテンシャルをアップするのか。
見応えのあるシーズンになりそうな予感がします。
それにしても、デビュー3戦連続表彰台の記録を作ったハミルトン・・・。期待はされていましたが、はっきり言って予想以上の活躍です。
「もう2位、3位は十分です。これからはサーキットを知っているヨーロッパでのレースが続くので、そろそろ一番上に立ちたいです」
そんなハミルトンのつぶやきが聞こえてきそうです。
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