F1モナコGPはマクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソがチャンピオンの貫禄を示して、昨年に続いての連覇を達成。ルーキー、ルイス・ハミルトンの挑戦を退けました。本来の対抗馬であるべきフェラーリ勢は、マッサが3位に入ったものの、アロンソを脅かすシーンは無く、ライコネンは予選の失敗から8位まで挽回するのが精一杯という、いいところ無し。マクラーレンの敵はマクラーレンという結果となってしまいました。
もともと抜けないモンテカルロ市街地コースですが、今年は例年以上にオーバーテイクシーンが見られなかったのは、残念。アロンソに対して、ハミルトンが食らいつき、ピットストップ前には、ファステストの応酬シーンは見応えもありましたが、ハミルトンがアロンソを逆転することはかないませんでした。
現役チャンピオンであるアロンソが、ハミルトンの挑戦を真っ向から受け止め、これを退けたという印象ですが、ハミルトンはこれで4戦連続の2位表彰台を獲得。デビュー以来の連続表彰台記録は続いています。何度かガードレールに接触したというハミルトンですが、ルーキーながら見事に完走したばかりか、アロンソに挑戦する姿勢を見せてくれたと感じています。アロンソの強さと速さ、ハミルトンの近い将来の勝利の可能性を感じさせられたレースでした。
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