ヤングマン
満腹状態でメルボルンに到着し、昼頃にホテルに到着。2人とも機内で寝不足だったため、軽くホテルで昼寝。そして近くのスーパーを物色し、遅い昼食としてパンを買ってかじった。まだ満腹感を引きずっていたので昼食はこの程度で充分だった。その後学会のRegistrationへ行き、あっという間に夕方。今回のツアーは基本的に往復の航空とホテル泊だけのシンプルなもので、朝食はついていないのだが、夕食が1回だけ付いている。その1回がこの日。店は指定されていて、メルボルンのシンボル的なターミナル駅であるフリンダース・ストリート駅の向かいの老舗レストラン、Young&Jacksonである。後日の昼に撮影したYoung&Jackson外観。ここはバーがメインで、17時頃行くと既に多くのビジネスマン風の客がビールを飲んでいた。レストランで食事、という客は我々くらいなものであった。食事内容はパンとメイン、簡単なデザートといった簡単なもの。しかし、昨晩から胃袋の状態が食事の後手後手に回っていて、それほど「空腹でなかった」我々にはちょうど良かった。ビールも美味しそうであったが、初日なので抑えてミネラルウォーター。そしてまずはパン。このオリーブオイルが美味しい。パンにつけて食べるといくらでも食べてしまいそうであった(空腹でないはずでは?)。メインは麦実がタスマニア・サーモンのグリル。僕は定番・オージービーフのステーキ。このサーモンが非常に脂が乗っていて美味しかった。サーモン、というと北のイメージだが、ここは南半球。でも考えてみれば、オーストラリア南端に位置するメルボルンやタスマニア島が北半球の「北端」に相当する。しかも季節は冬。サーモンが旨いのも納得できる。オージービーフは、日本の「とろける霜降りの」和牛肉とは異なり、しっかりとした筋肉繊維を感じる歯ごたえ。でもこれが良い。別に口の中でとろける必要はない。肉なんだから。「ツアーのオマケ」なのであまり期待していなかっただけに、予想外に美味しいものが初日から食べられて満足。デザートは苺のチョコレート漬けとトリュフチョコ。軽い、軽すぎる。これはデザートの前菜で、この後にオーストラリアらしいどかっとしたボリュームあるケーキなど出てくることも期待したが、やはりこのチョコ菓子2個でコースは終了だった。まあ、空腹ではなかったはずなので、ちょうどよいか。店を出るとすっかり空は暗くなり、冬のメルボルンが本領を発揮。非常に寒い中震えながらホテルに戻った。明日は近郊のワイナリーを巡る半日ツアーを予約してある(・・学会は?)。これを楽しみにしつつ、初日は終了。