ここにしか咲かない花
~山陰暴食ツアー続き。そして夕食。露天風呂から部屋へ戻ってくると、テーブル上には料理が並べられていた。そう、温泉宿、和風の旅館ならではの部屋食である。まだ全皿が揃っていないが、こんな感じ。写真左下の青い皿にはその上の網で焼かれているカニ脚が載っていた。焼きガニのアップ。中央膳のコースターには後に茶碗蒸しが置かれた。上の方に半分見えているのは刺身盛り合わせ。右の青い椀の中はアラの子(魚卵)を煮たもの。真ダラの卵に似ている。右端の皿は中華サラダ風に仕上げたスズキの刺身。その下のガラスの器はカニの刺身。カニの刺身は少し生臭い印象(あくまでも質の悪さではなく、カニ特有の味が濃い、という意味で)。個人的にはカニは火を通した方が好きだ、と思った。これらを全て食べ尽くし、おひつに入れられて来たご飯も一粒残らず空にした。食後の果物としてメロンが付いていた。魚介類はもういい、というほど食べた(翌日直売所へ行くのだが)。中国地方では、ここにしか魚をこれだけ食べられるところはないのでは?これだけ食べ尽くすともう寝るしかない。皿を全て下げてもらった後、布団を敷いてもらい、布団の上でお互い顔や脚のマッサージをしていたらそのまま就寝。翌朝昨夜あれだけ食べて、しかもすぐに寝たのに、朝起きてみるとお腹が空いているのは何故???朝食へ出かける。朝食は部屋食ではなく、少し離れたところにある本館の大広間でいただく。泊まった旅館は歴史があり、最初はこの木造の本館で営業していて、我々が泊まった鉄筋7階建ては新館。さすがに歴史感あふれる造り。そんな建物での朝食はこちら。アジのみりん干し、豆腐、温泉卵、青菜のおひたし。この後、朝粥、イカの刺身、カニ汁が運ばれてきた。カニ汁には小さめではあるが、カニが半身入っていた。でもダシとして味がでているので身をほじって食べずに汁だけ味わった。お粥以外にも、お櫃に入ったご飯が出てきた。当然のように空にした。お櫃のおかわりももらえるようだったが、2櫃目を空にする自信はあまりなかったので断念した。(もちろん空にしなくてはいけない、というルールはない)こうして朝食では腹に少し余裕を残し(!)宿を出発。山陰暴食ツアーは2日目がスタートした。