悲しい色やね
ようやく春らしい気候になってきたこの頃、久々の更新。つい先日、まだ冷え込んでいた春分の日、学会出張で大阪にいた。この学会は我々がメインとしている学会なので、教室員がほぼ全員集合する。となると当然、教室員で宴会が催される。今まではその土地土地の地酒が飲めるような店で和食、というパターンが多かったが、今回は珍しくイタリアン。行った店は上本町にある「La Costa」。いわゆる高級な洗練されたリストランテ、という感じではなく、下町のイタリア風洋食屋、という趣きの店であった。ここで一人4000円ほどのコース料理を堪能。料理は2~3人に1皿、という形で大皿でやってくる。我々の宴会にはこの形式の方が肩肘張らずに気楽でよい。そしてワインが空く空く。スペインの発泡ワインに始まり、イタリアの白、赤と。人数居るといろいろ賞味できて良いねえ。料理は全ては撮影はしなかったが、サラダとテリーヌの前菜に始まり、これまた前菜代わりのブルスケッタゴルゴンゾーラソースのリンゴ煮&生ハム(これもまた前菜)、そして白身魚のうにソース。うにソースはイマイチ好みではなかった。バジルの香りが良い緑のジェノベーゼソースだけで充分かな。メインはもう一つ、牛ホホ肉の煮込み。柔らかいし、ソースも美味しいし。ソースを拭うパンがもう少し欲しかったかも。頼めばよかったなあ。最後にパスタが出てきた。炭水化物が最後、というのが日本風だ。ペペロンチーノでニンニク風味豊かで美味しいが、もう少し辛くてもいいかな。デザートは2種類のジェラート。これだけ食べたのだから超満腹だ。他人が持て余したパスタまで食べたからなあ・・・。いろいろ書いたが全般的においしかった。その後近くの居酒屋で2次会。ここで他の人たちはまたビール飲んでイカ焼きなど料理を注文している。酒飲みの胃って不思議だ。満腹な僕はサッパリしたサワーをちびちび飲むのがやっとなのに。そうして大阪の夜は更けていった。天王寺近くのホテルまで歩いて帰ったが、この界隈は寺が多く、夜中に歩いていると少しもの悲しげな寂しい雰囲気。翌日は学会にて発表・・・。発表前日に深夜までの宴会はなるべくやめましょうよ、教授。