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カテゴリ:低コレステロールの危険
低コレステロール血症の原因となる疾患・・22 ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 角質細胞間脂質にあって、スクアレン(スクワレン)とコレステロールとの関係と、その果たしている役割について、考えてみます。 スクアレン(スクワレン)は、脂腺由来の主成分となっているのです。 しかし、スクアレン(スクワレン)は、角質細胞間脂質にあっては、コレステロール合成に必要な成分となっているのです。 あたかも、我が「ローコレステアラームI」にあって、その主成分、「スクアレン(スクワレン)」が、「コレステロール」合成にとって、必要な成分となっているのと同様の役割を果たしているのです。 角質細胞間脂質成分として、コレステロールは、セラミドや脂肪酸とともに、ラメラ構造の形成に重要な役割を果たしているのです。 そのコレステロールの一部は、角質細胞間脂質成分として、硫酸コレステロールやコレステロールエステルとなり、表皮のリニューアル役を担っています。 硫酸コレステロールと硫酸がコレステロールから外れる脱硫酸化によって、角質細胞間でのラメラ構造の接着と解離の調節が行われているのです。 セラミドが角質細胞間脂質の主成分となっているラメラ構造にあって、水分透過性をコントロールするバリア機能となっているのですが、コレステロールは角質細胞間の調節と同時に、角質細胞の調節役も担っています。 コレステロールや硫酸コレステロールになったりするバランスが、角質細胞の接着剥離役を果たすのです。 角質細胞が皮膚の表面に向かって、つまり、表皮に向かって移動して、皮膚のターンオーバーを進めるのです。 つまり、表皮、角質細胞層(角層)にあって、角化して剥脱するように調節しているのです。 素肌美を担う皮膚の最外層の表皮を、美しくする調節役といえます。 皮膚にあって、コレステロールとスクアレン(スクワレン)がキーとなる成分であると同時に、調節機能を果たしていると判ります。 素肌美障害である、ニキビ、フケ、痒みの発生に深くかかわりあっているのです。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・9」を取り上げています) (Googleブログでは、「低コレステロール血症が増す疾患・・そう・うつ病・・1」を取り上げています) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/18 11:26:50 AM
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