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カテゴリ:低コレステロールの危険
低コレステロール血症の原因となる疾患・・23 ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 皮脂の脂質には、ケラチノサイト(表皮角化細胞)由来と脂腺由来があると、既に、取り上げました。 そのアンバランスや異常は、皮膚による保護作用に異常が起こることになり、ドライスキン、アトピー性皮膚炎、病原菌などの侵入や殺菌作用異常などが起こリ易くなるのです。 今回は、狭義の皮脂である脂腺由来の脂質についてのお話とします。 脂腺由来の脂質の主成分は、脂腺細胞から産生されるワックス、中性脂肪のトリグリセライドに加えて、スクアレン(スクワレン)なのです。 脂腺由来の脂質成分として、コレステロールやコレステロールエステルも含まれているのですが、脂腺が直接産生しているのではありません。 脂腺細胞膜が崩壊したり、表皮のケラチノサイトに由来した成分が混ざったものなのです。 コレステロールは皮脂中には、2~3%が含まれていますが、ケラチノサイトの角化によって、既に説明しましたが、エステル型になるのです。 皮脂の成分は、年齢や性別によって、異なった脂質成分となります。 スクアレン(スクワレン)は、若い人には多く、高齢化によって減少傾向となります。 コレステロール合成系の後半で生成されるキー成分のスクアレン(スクワレン)は、表皮の皮脂成分の脂質をコントロールする大切な成分だと判ります。 それ故に、私どもの 「ローコレステアラームI」の主成分が、「スクアレン(スクワレン)」にあると共に低コレステロールの改善の元祖となったのです。 加えて、スクアレン(スクワラン)と低コレステロールの改善が、素肌美にとって如何に大切かと言うことです。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・10・・診断基準と課題」を取り上げています) (Googleブログでは、「低コレステロール血症が増す疾患・・そう・うつ病・・2」を取り上げる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/20 05:03:04 PM
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