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カテゴリ:低コレステロールの危険
低コレステロール血症の原因となる疾患・・26 ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 スクアレン(スクワレン)から、次のコレステロール合成系への話題に移すことにします。 次は、7-デヒドロコレステロールとなるのですが、皮膚にあっては、ビタミンD3が合成されるのです。 ビタミンは、人にあっては合成されないはずなのに、素肌美にとっても大切なビタミンD3がです。 スクアレン(スクワレン)が、コレステロール合成経路の過程にあること、及び、素肌美にあってのキー成分であることについて述べてきました。 取り分け、スクアレン(スクワレン)は、表皮の細胞間脂質としてのコレステロール合成にとって、重要成分であると共に、スクアレン(スクワレン)は、脂腺細胞が産生するメジャー成分なのです。 そして、表皮での皮脂の12%を占めています。 スクアレン(スクワレン)から合成されるコレステロールは、硫酸コレステロールなどのエステル型になることによって、表皮、角化細胞の分化過程を調節して、表皮リニューアル役も担っているのです。 つまり、表皮の素肌美にとって、両成分は、直接的な役割を持っていると判ります。 それに、既に説明してきましたように、コレステロール合成系のバイパス過程で、コエンザイムQ10、ドリコールに加えてのビタミンD3の合成系に関与するのです。 話をスクアレン(スクワレン)に続く、次のステップに進めます。 スクアレン(スクワレン)は、7-デヒドロコレステロールとなるのです。 この7-デヒドロコレステロールは、コレステロール合成への過程を進む代謝系へと連なります。 しかし、スクアレン(スクワレン)から、7-デヒドロコレステロールへの過程を阻害することによって、新しいコレステロール合成の阻害薬を竹田薬品が開発しています。 従来のコレステロール合成阻害薬のスタチン系薬剤に比して、既に述べてきましたようなコエンザイムQ10、ドリコールに加えて、スクアレン(スクワレン)の合成は阻害を受けることなくコレステロール合成を抑制する効果が期待できることになります。 しかし、ビタミンD3の合成阻害は起こることになります。 これを機会に、ビタミンDと素肌美を含む最近を知っておきましょう。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・13・・テロメア長と冠疾患」を取り上げています) (Googleブログでは、「低コレステロール血症が増す疾患・・脳出血」を取り上げています) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/25 09:21:45 AM
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