低コレステロールへの常識を改めよう

 

低コレステロールの原因となる疾患・・３０

ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、
何故に、素肌美障害となるか・・19・・ビタミンD・その５

   日光浴は皮膚ガンのリスクが増すとのことから避けようとの傾向になっています。

　しかし、ビタミンDにとっては、日光は必要となっています。

　皮膚でのビタミンDの代謝系では、B領域の紫外線が必要なのです。

　コレステロール代謝系と関連する7－デヒドロコレステロールが、皮膚での必要な紫外腺を受けてのビタミンD３（コレカルシフェロール）への代謝は、B領域なのです。

　一方、大気汚染によって、B領域の紫外線は遮られるようになります。

　また、ガラスによっても、遮られます。

　こうした事実は、家や施設内に、こもりがちな高齢者には、ビタミンDの代謝には問題があると言うことになります。

　高齢者では、ビタミンD不足になりがちの人が多いのに加えて、その活性化にあっても、課題があることを意味します。

　また、今日、日焼け止めを使用する人達が、多くなっています。

　それ故に、老若男女を問わず、日光浴不足、取り分け、B領域の紫外腺不足の危険性があることになります。

　つまり、皮膚中でのビタミンD３（コレカルシフェロール）産生不足が生じている人は多いといえます。

　その結果として、活性型ビタミンD不足に成りかねないとなります。

　
　骨租鬆症でも、閉経後の女性に起こるタイプと老人に起こるタイプには、相違があります。

　閉経後の骨租鬆症では、女性ホルモンの影響が強く、骨再生能力は、残っていますが、老人性の骨租鬆症では、骨再生力は失われていますから、骨折にあっても、重症になりやすいのです。

　それ故に、皮膚でのビタミンDの代謝障害にならないように、若い時から、十分な警戒が必要です。

　皮膚にあってのコレステロール代謝と関連した素肌美障害は、老若男女を問わず、骨租鬆症にとっても、影響があるのです。

　一品健康主義や外装美たる化粧には、よくよく、考えなければならない課題があるとなります。

　（Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・BMI/肥満・・その３」を取り上げています）

　（Googleブログでは、 「低コレステロールが増す疾患・・気分(感情)障害」を取り上げています）

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