低コレステロールへの常識を改めよう

 

低コレステロールの原因となる疾患・・３１

ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、
何故に、素肌美障害となるか・・２０・・ビタミンD・その６

   ビタミンDの活性代謝過程は、皮膚内で、日光のB領の紫外線に曝され、肝臓を経て、腎臓で活性代謝体のカルシトりオール（１，２５－ジヒドロキシビタミンD）に変換されます。

　その過程のどこかの障害が問題となるのです。


　ビタミンD欠乏症では、カルシトリオール受容体を持つ組織や細胞が影響を受けることになります。

　その代表が、骨なのです。

　ビタミンD不足によって、骨粗鬆症や骨軟化症の原因となることは、ご存知のとうりです。

　筋肉、脳、大腸、免疫系の細胞なども、カルシトリオール受容体を持っています。

　また、乳房、卵巣、前立腺などのホルモンと関連する臓器、組織も、影響を受けるのです。


　それ故に、カルシトリオール受容体が関連している組織、臓器と関連する疾患や症候群に注意が必要となります。


　ビタミンD欠乏によって、原因不明の如くな散在性の身体の疼痛などの症状や健康問題を引き起こす原因ともなっている可能性があるのです。

　また、非特異の慢性筋骨疼痛症候群と言われる症候群の原因となっていることもあります。

　こうした理由に、カルシトリオール受容体を持つ、骨、筋肉や大腸からのカルシュウム吸収障害や免疫系細胞の機能異常が関連している可能性が高いのです。

　既に取り上げましたように、ビタミンDの活性型としてのカルシトリール不足が起こりやすい理由は以下の如くにあります。

　・　コレステロール代謝とも関連している皮膚内での紫外線照射不足。

　・　肝臓、腎臓での代謝は、それぞれの臓器に障害があるとビタミンDの代謝過程を障害。

　・　ビタミンDの代謝障害は、副甲状腺ホルモン分泌異常を誘発して、破骨細胞が増加して、骨破壊が進む。

　・　腸からのカルシュウム吸収低下による骨ミネラルの不足を誘発する。

　・　ダイエットの誤り、食事摂取のアンバラス、高齢化などによるビタミンD不足。

　（Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、 ｢動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・BMI/肥満・・その４」 を取り上げています）

　（Googleブログでは、 「低コレステロールが増す疾患・・高齢化とコレステロール」 を取り上げています）

　（はてなブログでは、 「オタピー茶の湯；　日常茶飯の「こころ」・・１」を取り上げています）

　(ミクシイにも出しています）

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