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カテゴリ:低コレステロールの危険
ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 何故に、素肌美障害となるか・・32・ 胆汁酸は、コレステロールから合成されるメジャー成分であり、石鹸の作用で知られる界面活性剤としての役割によって、脂肪を乳化して、腸管からの消化、吸収に不可欠な成分なのです。 その胆汁酸がコレステロールから合成される経過とその種類について、知っておきましょう。 人でのメジャーな胆汁酸は、コール酸とケノデオキシコール酸と呼ばれる化合物です。 その他に、私どもが研究などで、細胞膜などを溶かすために、良く用いる強力な可溶化パワーを持つデオキシコール酸があります。 そして、コマーシャルなどで、見たり、聞いたりした人は多いと思うのですが、アミノ酸のタウリンやグリシンが関係しているのも、この胆汁酸代謝との関係があるのです。 そのアミノ酸のタウリンやグリシンと前述のコール酸とアミド結合をした化合物が、タウロコール酸やグリココール酸と呼ばれている胆汁酸塩なのです。 コレステロールは肝臓のミクロソームで、酸素を必要として、一連の代謝過程を経て胆汁酸となり、胆嚢に蓄えられるのです。 そして、必要に応じて、胆管から十二指腸に分泌されます。 次に、コレステロールからのコール酸、タウロコール酸、グリココール酸などの生合成過程の概略を示して起きます。 コレステロールーーー>7αーヒドロキシコレステロールーーー>コール酸 and/or ケノデオキシコール酸 7αーヒドロキシコレステロールーーー>コリルCoA + タウリンーーー>タウロコール酸 コリルCoA + グリシンーーー>グリココール酸 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管病死亡率・その5」です) (Googleブログでは、「低コレステロールが発病を増す・・高齢化とLDL-コレステロール・その3」です) (はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・9』です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/23 09:12:56 AM
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