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カテゴリ:低コレステロールの危険
ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 何故に、低コレステロールとなるか・・37 ステロイドホルモンの内でも、性ホルモンは、男女の性的な特徴ある分化発現を担う役割と、それぞれの性的な機能発現を調節します。 前回の女性ホルモンの卵巣ホルモンにあって、卵抱ホルモン、及び、黄体ホルモンは、生理周期(Menses)のコントロールを行いますが、卵抱ホルモン(エストロゲン)は、卵子の分化、成熟を誘発しながら、その低下によって、排卵を引き起こします。 黄体ホルモン(プロゲステロン)は、その逆のサイクルで、分泌増加となり、子宮内膜を受精、妊娠が継続可能となるような,“環境整備”を担います。 逆に、避妊目的のホルモンバランスも、両ホルモンのバランス調節によって、可能となります。 女性らしい、皮膚、皮下脂肪の蓄積にとっても、大切なホルモンなのです。 一方で、卵巣ホルモンは病気発現にも関与しているのです。 卵抱ホルモンのエストロゲンは、女性特有のガンたる乳ガンや子宮内膜ガン発現に密接な関係を持っています。 一方で、エストロゲン分泌の低下は、更年期障害の誘発を引き起こしているのです。 更年期障害の症状の緩和に、エストロゲン製剤の微量調節によって、可能ともなります。 更年期障害に伴なった、不快な症状は、そのアンバランスが関与することは、良く知られたことです。 ホルモンのアンバランスが、脳神経系と深い関係があることを示すものとなっています。 自律神経系も巻き込んだ症状を誘発していることが判ると思います。 つまり、女性特有の疾患には、卵巣ホルモンが寄与しているのです。 また、更年期以後の血中コレステロール値の上昇、骨ソソウ症の原因ともなります。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管死亡率・・海外の臨床成績」です) (Googleぐぼぐでは、 「低コレステロールが発病を増す疾患・・HDL-コレステロール・その1」です) (はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・13』です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/30 09:07:38 AM
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