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カテゴリ:低コレステロールの危険
ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 何故に、低コレステロールとなるか・・38 卵巣ホルモンの内で、卵抱ホルモンのエストロゲンは、Caの運搬、代謝と深い関係にあり、その低下は、骨吸収促進を誘発して、骨粗鬆症の発症につながります。 骨粗鬆症は、全身の骨量の減少を招き、骨の強度が低下して、骨折をし易くなる疾患です。 骨粗鬆症の発症原因について、知っておきましょう。 ・ エストロゲン分泌低下と関係して、閉経後、まず、要注意です。 ・ 無月経症や両側の卵巣の摘出手術を受けた人は、エストロゲン分泌低下となりますから、同様に、要注意です。 ・ 若い女性でも、副甲状腺ホルモン(PTH,上皮小体ホルモン)の機能亢進によって、骨粗鬆症は、誘発されます。 PTHは、エストロゲンの分泌を抑制するからです。 逆に、閉経後では、エストロゲン分泌が低下することになりますから、PTHの分泌が促進されることになります。 以上より、閉経後、無月経症、両側卵巣の摘出手術、及び、PTHホルモンの分泌増加は、エストロゲン分泌の低下、抑制することによって、骨吸収の促進を招き、骨粗鬆症を誘発することになるのだと判ります。 その他に、骨粗鬆症の危険因子となるのは、加齢、やせ、偏食、日照不足、運動不足、アルコール、タバコなどがあります。 コレステロール代謝は、エストロゲンの合成、代謝に加えて、加齢、痩せ、偏食、ビタミンD3と関連する運動不足など、密接な関係にあるのです。 つまい、低コレステロールは、骨粗鬆症の発症に関与すると判ると思います。 骨粗鬆症は、男女比は、男性1に対して、女性8、つまり、女性が8倍ほど多く発症します。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心疾患死亡率・・海外の成績・2」です) (Googleブログでは、「低コレステロールが増す疾患・・HDL-コレステロール・2」です) (はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・13』です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/31 08:59:06 AM
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