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テーマ:◆国際結婚!◆(17)
カテゴリ:日本の家族
いつもお邪魔させていただいている ひねもす母さん の日記を読んだ。
人生って長いようで短いと、ほんとに思う。 そして、儚くて尊い。 ナナミを産んでから、里帰りするつもりはなかった。 Mちゃんのご両親がアメリカまで、Mちゃんの赤ちゃんをみに来た。 Mちゃんのご両親のうれしそうな顔をみて やっぱりつれて帰って、ナナミを両親に見せたいという気持ちが あふれてきたので、あさって出発で日本に帰る。 日本に帰ることを決めたとき、4年前に祖母が亡くなったあと 絶縁になった伯母(母の姉)のことを考えた。 人生って短くて、儚くて、尊い。 ナナミを産んでから漠然と、考えるようになった。 自分の人生や決断が自分だけのものではなくなり 無償の愛やら自己犠牲やらというコンセプトが生まれたからなのか。 伯母の健康状態は、4年前の絶縁時、思わしくなかった。 今回のナナミをつれての帰国。 出来ればこれから毎年、かなえたいと思うけれど 仕事復帰して、ジジの介護をして、ナナミの教育やらにお金もかかるし。。。 今回の帰国がもしかしたら、伯母に会える最後のチャンスかもしれない。 そんなことをふと考えた。 伯母も70を過ぎた。 次帰るときにはもう、どうなっているかわからない。 確執があったのは母と伯母であり、私たち子供はあまり関係はなかった。 伯母は母のことが嫌いかもしれないけれど 私たち姪っ子のことを心から憎んだりしているとは思えなかった。 そう思ったらなんだか、伯母にナナミをみてもらいたいとふと思った。 家族に相談し、伯母に連絡をとった。 母は複雑な心境だ。と言った。 姉は自分も子供を見せたいわ。といった。 父は反対する理由はない。といった。 絶縁をいってきたのはこちらではなく、あちらのほうだから 相手にされない可能性もあることを、心に準備しておくように言われた。 私が傷つかないように、父は考慮したのだろう。 そんなことは分かっていた。自分でもそういう可能性は準備していた。 伯母に電話をした。 電話をとってダイヤルをしているとき、ドキドキした。 そして、伯母が出た。 私が名前を名乗ると、伯母は懐かしそうに確認してきた。 元気にしてるの?と。 私は失礼な手紙を書いてしまったことを詫びて 電話した理由を伯母に言おうとしたら伯母が先に聞いてきた。 「おかあさんになったの?後ろで赤ちゃんの声が聞こえるけど?」 目頭が熱くなって、涙が出てきた。 伯母はナナミを見たいといってくれた。 姉にも子供ができて2歳になることを伝えた。 家族みんな、元気にやっていることを伝えた。 日本に帰ったときに、姉と二人で伯母に 子供達を見せに会いにいくことになっている。 復縁の目的ではない。 だから、私たち姉妹と伯母だけが会う。 伯父もどうでもいいし、従姉妹たちに会うつもりもない。 絶縁からたった4年しか経っていないけれど 伯母のこの先はそんなに永くはないから 伯母だけに、子供を見てもらいたい。 儚い人生を尊ぶ。 4年前の出来事を謝罪し、伯母に会うことで なにかを学ぶきっかけになるような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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