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カテゴリ:プチ研究
【まえがき】
学ぶ楽しさ、知る楽しさは、テストとは無縁である大人こそより感じ得るものです。 しかし、せっかく知識を仕入れても忘れてしまうのが人の性。 それを防ぐのが、人類の偉大な大発明である 『ノート』 です。 是非とも好きなサイズのノートを用意して、プチ学習してみることをお勧めいたします。 知っている事、知らない事を色ペン等を使ってノートにメモするのは存外と楽しく、 様々な内容が書かれたノートを見返すのは、なかなかに面白いものです。 MASA ---------- スパイスをふんだんに使ったインドカレーは、スパイスの知識がないので真似ができません。 餅は餅屋ということで、しばしばインドカレー屋で昼食を取ります。 今回はそこでの話です。 ---------- 水を飲もうとコップを掴んだ瞬間、あることに気が付き、 思わずコップをまじまじと見つめてしまいました。 KF 「水に何か何か入っていましたか?」 自分 「いや、コップが結露していない」 KF 「え? …確かにそうですね」 自分 「中に氷水が入っているのに」 SG 「これはかなりの乾燥だね」 自分 「スライドしても、はみ出さない」 SG 「そうそう。表面は5℃くらい? それだと何グラム?」 自分 「知らないよ。(理科)年表があればわかるけど」 TH 「はい、お二人とも日本語をしゃべってくださいね。人間味が乾燥しますよ」 SG 「うまいね~」 自分 「(ナンを持ちあげて) ナンだって?」 TH 「MASA先生はもう手遅れですね」 ---------- 水に砂糖が溶けるように、空気にも水が溶けています。 水は空気中では、水蒸気という形で溶け込んでいます。 また、水が温かいほど砂糖がよく水に解けるように、空気も温かいほど水が空気に溶け込みます。 冬の空気が乾燥しているのは、空気の温度が低い為に、水が溶け込まないためです。 空気が水に溶け込む最大の量を 『飽和水蒸気量』 と言い、 縦横高さがそれぞれ1メートルの空気の立方体に溶け込む水のグラム数で表現します。 図1 : 飽和水蒸気量のグラフ 図1を見てめまいがした方は、一呼吸して落ち着いてください。 このグラフは、1立方メートルの空気に溶け込める水の量を示しています。 気温が30度なら、約30グラム。 気温が10度なら、約9グラム。 氷点下5度なら、約3グラムの水が1立方メートルの空気に溶け込むのです。 ここから話が面白くなるのですが、長くなったのでひとまず今回はここまでです。 (続く) ---------- 【SG先生】:電子回路専門。バトミントンの名手。 ぼさぼさ頭の男性で、髪型は毎回ランダム。 手を抜くためには努力を惜しまない、不思議な人。 ペンを持つのが面倒なので、頭で計算したという逸話を持っている。 【TH先生】:経済専門。スパッゲッティーとリラックマが好きな女性。 語尾に♪が付くような独特の発音をする。 メモノートは勿論リラックマ。 【KF先生】:生物専門。カビと微生物に造詣が深い女性。 休憩室では転寝をしている姿をよく見かける。 最近はポリフェノールの研究がマイブームらしい。 ---------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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