|
カテゴリ:JR九州D&S列車
前回の五車堂本店の続編です。ハンバーグ弁当を買ってからは熊本発の「A列車で行こう」に乗り込みました。「A列車で行こう」は、熊本から天草の玄関口である三角までを直結する僅か36.5kmの短距離特急で、これはJRグループでも随一です。一番短いのは博多南線で博多~博多南間が8.5kmというのが最も短い区間になります。ここは特急券が全列車必要になるので必然的に特急しか来ない区間になります。「A列車で行こう」は管理人は7年前に乗ったことがありますが、これ以来の乗車です。
写真は終点の三角で撮ったものです。始発の熊本では折り返し時間を含めて停車時間が短いので、撮影は他の場所に行かれることを推奨します。種車はキハ185系でミニマムの2両編成で構成されます。黒と金ベースのシックな外装が特徴的です。 側面はリベット止め風の装飾が施されています。A列車で行こう(Take the A train)は元々、アメリカのビリー=ストレイホーンが作曲したジャズナンバーで、頭文字のAはニューヨーク地下鉄の当時のA系統(急行)を示します。ここでのAは、天草やアダルトの頭文字を取ったAとなっています。ですので題名は同じでも意味は全く異なるのです。 車内に入ります。基本は種車をベースにしたリクライニングシートですが、4人用のセミコンパートメントも用意されています。ここでも木材が多用されているのは水戸岡鋭治氏の十八番ですね。内装は南蛮文化をモチーフにしたもので、時代的に戦国時代から安土桃山時代の意匠が採り入れられています。 車端部には2人掛けのソファーも。クッション性が高くゆったりとしています。 右側には展望席も。 車内のオブジェです。列車のグッズが展示されているのは他のD&S列車と共通しています。 こちらにはCDも。乗車中は向谷実さんアレンジの「Take the A train」のモダンジャズを聞くことができます。 そしてこだわりはこの音響。BOSE社製のスピーカーが搭載されています。加速時にはエンジンの音で物理的にやや聞こえにくい部分も出てはきますが、本格的なサウンドを楽しめるのはさすがです。 次回の2回目は車内サービスや旅のtipsについて書いていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.17 07:34:54
コメント(0) | コメントを書く
[JR九州D&S列車] カテゴリの最新記事
|