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なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

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2022.11.04
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カテゴリ:鉄道イベント
一般公開の続きです。水戸岡さんの作品がメインの1回目でしたが、2回目は機械や電気の固まりになります。



2回目の最初の写真は、ドイツICE1で使われていた焼き嵌めタイプの弾性車輪です。1998年にエシェデで脱線事故が起こった際、事故原因を解析するため、金属材料研究の第一人者だった九州大の平川賢爾教授のデータと実験資料が裁判の証拠として使われました。結果、日本で一般的に使われている一体圧延車輪の信頼性を改めて示すことになり、台湾の新幹線導入のきっかけにもなりました。この弾性車輪は、安全に対する教訓として展示されているものです。



敷地内の別の場所にD51が保存されています。このD51は研修用に使われているもので、途中で車体がカットされています。側面からはボイラーの構造を見ることが出来、技術者の貴重な教材となっています。



サプライズの一つ、指宿のたまて箱が来ていました。勿論、車内にも入ることができました。







D&S列車はやはり人気があります。車内は人でいっぱいでしたので、写真も限定的となってしまいました。実際に乗ったのはもう8年前になりますので、来月の年末、砂蒸し風呂に入るついでに考えてみようかな。。。



サプライズ第2弾。YC1が小倉に来ていました。YC1は長崎、佐世保地区のみでしか乗れない車両なので、現時点では珍しい光景です。今後も増備が計画をされているとのことですが、ゆくゆくはキハ40をこれで置き換えることになっていくでしょう。



YC1の隣には885系が停まっていましたが、混んでいたのでパス。向かいの台車群を見てきました。こちらはキハ185系の台車。両抱きブレーキ(クラスプブレーキ)になっているので、その分だけ部品の数が多くなっています。



813系の台車。ボルスタレス台車になり部品点数が旧国鉄車と比べて削減され、保守がしやすくなっています。



ありました!D&S列車の虎の穴です。ここで新製や改造がされています。既にふたつ星4047の改造が終わったところだったので、内部には783系が入っていました。次のD&S列車の改造はいつになるでしょう?



特急マークと小倉工場の標章です。標章は旧小倉市の市章から採られています。来年は北九州市が出来て60年。九州初の政令指定都市は、現在も国内随一の大都市です。



ED76のナンバープレートとはやぶさのヘッドマーク。かもめのロゴも見えます。



ジオラマの上には富士のヘッドマークが。ヘッドマークは複数のパターンが存在し、戦時中には表記が「HUZI」となった時期もありました(理由は当時の敵国だったアメリカのヘボン式表記を嫌ったためとの説があります)。現在は寝台特急での運行を終了していますが、リニアが出来たときの愛称として有力視されています(富士は日本を代表する列車に伝統的につけられているところから)。



SL人吉のヘッドマークと無限列車(鬼滅の刃)の銘板が飾られていました。これはアニメファンにはたまらないですね。作者の吾峠さんは福岡の出身で、管理人の教え子にも鬼滅ファンが多くいます。



最後はななつ星と或る列車関連の展示です。これらの豪華列車も最終的な整備や艤装は小倉工場で行われました。いつかは乗ってみたいななつ星ですが、有料でもいいので車内の内覧会やカフェイベントなども行ってもらえたらなあと思います。小倉工場は初訪問でしたが、内容も濃く鉄分をしっかりと補給できたイベントとなりました。次回は西鉄の筑紫になりますが、管理人自身の一般公開のはしごは近鉄の五位堂と高安以来となります。





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最終更新日  2022.11.04 19:33:07
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