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カテゴリ:定期列車
次の観光列車はSLパレオエクスプレスを取り上げますが、秩父に移動の際に使ったのが西武のLaview(ラビュー)です。なかなか面白い独創的な列車で、池袋から楽に過ごせました。簡単ではありますが、乗ってきた記録をまとめます。 西武の特急は大きく分かれて3系統あり、池袋~秩父、飯能間のちちぶとむさし、西武新宿~本川越間の小江戸、池袋~西武球場前間のドーム(スタジアムエクスプレス)からなります。ちちぶ、むさし、小江戸は定期列車で、乗車券と特急券で気軽に乗れます。ドームはベルーナドームでのライオンズの試合や、コンサートなどのイベント時に臨時特急として走る列車です。 うち、ちちぶとむさしに使われるのが、001系ことLaviewで、特急車としては3代目になります。車体は メタリックの先鋭的なデザインで、前面部も非常にユニークな出で立ちです。デザインはプリツカー賞(建築界のノーベル賞と言われる世界的に権威ある賞です)を受賞した建築家の妹島和世氏が手掛けています。最近の西武の車両は妹島氏以外にもレストラン列車の52席の至福で、国立競技場をデザインした同じく建築家の隈研吾氏がプロデュースするなど、ビッグネームの登用が相次いでいます。正しく大物路線ですね。 Laviewは側面の窓のサイズがひと際大きいのが特徴で、足元に近い位置まで縦に長くなっている分、眺望が広く室内も開放的なものになっています。 車内はほぼ黄色一色。柔らかいデザインの内装です。 勿論、シートはリクライニングします。ピッチは1070mmで、先代のニューレッドアロー10000系よりも若干拡大されました。 デッキ部分。シートに合わせてエントランスも黄色に。 極めつけはここ。トイレの中まで黄色なのです。これ、落ち着かない人も出そうですね。 西武は普通運賃が安く設定されているので、特急券を合わせても割と安価に乗ることができます。お試しであれば、池袋~所沢間や西武球場前間はおススメです。また、株主乗車券を使うと秩父までお得に乗れますので、奥秩父を楽しむための手段になってきます。ただし、早めに特急券を取っておく必要がある場合がありますので、以下のイベントなどに行く際は注意が必要です。 ①12月初めの秩父夜祭 ②ライオンズの一部の試合(特に交流戦の阪神戦、広島戦は混雑が激しくなる傾向があります。また、優勝がかかる試合やクライマックスシリーズ、日本シリーズも混雑します。) ③ベルーナドームで行われる大物アーティストやアイドルのコンサート ④11月3日の入間基地航空祭 【まとめ】 西武の特急はちちぶや小江戸など数回乗ったことがありますが、短距離でもグレードの高い車両が走っているので、リラックスしたいときには特におススメします。次は52席の至福と絡めて乗るのを計画中ですが、早くても来年の夏かなあ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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