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カテゴリ:観光列車
秋の遠征のメインの1つです。オーシャン東九フェリーを使った理由の一つが、初秋のトロッコ列車と四国まんなか千年ものがたりの乗車。徳島に降り立つのは5年ぶりになります。 藍よしのがわトロッコの始まりは徳島駅から。高速バスでのアクセスも格段にいいので、神戸(高速舞子から乗る場合)からだと1時間20分で行くことができます。 ホームのすぐ隣には徳島運転所のヤードが並ぶので、簡単な撮影ができます。キハ40が四国内で見られるのも、残り少なくなってきました。 めあてのトロッコ列車は、発車の約15分前にやってきます。既にホームの端っこで入線待ちをしていました。 車内に入る前にトロッコ車両の中を撮影するのは簡単です。オープンデッキになっているので、やりやすいですね。 乗車前に3番線から1枚。トロッコ列車は2両編成で、トロッコ車はキハ32に分類されていますが、製造は1997年で完全にJR車になります。後ろは控車兼動力車として連結されるキハ185系で、よく考えるとこの車両、乗り得なのです。18きっぷで指定券を買えば乗れますから、コスパ的にはありがたいんですよね(運行上は快速列車扱い)。 車体は吉野川の青と特産の藍をベースにしたカラーリングで、爽やかさと伝統感を両立。 キハ185系側には、姉妹列車提携をしている台湾の藍皮解憂号(ランピジエヨウハオ)のヘッドマークが期間限定で取り付けられています。こちらもレトロ列車で、希少価値の高い客車を使った観光列車になっています。 トロッコ車に乗れるのは始発の徳島からではなく、途中の石井からになります。発車前には地元の保育園児の1日駅長イベントが行われていて、NHK徳島放送局の取材も入っていました。写真はデッキ窓からガラス越しに撮影できたものを載せてます。 乗車後、地元のガイドさんから記念乗車証と沿線案内を頂きました。一番下のトロッコカードは、トロッコ車両に乗った後に車掌さんからもらえます。記念乗車証は阿波和紙で作られたものです。徳島発の往路は「さとめぐみの風」、阿波池田からの復路は「かちどきの風」と、ものがたり列車と同じように各行程で名称が与えられています。 控車のキハ185系の車内は、特に装飾やラッピングなどはしておらず、特急車と同じ内装になっています。写真は剣山に運用中のキハ185系の中ですが、ほぼ同じでした。 トロッコは徳島を出発後、蔵本、石井と徳島の近郊区間の駅に停車。トロッコ車両は石井から解禁となり、お客さんが一気に控車から移動していきます。 石井では5分ほど行き違い列車の待ち合わせで停車します。この間、ガイドさんやお客さんとのおしゃべりが楽しめました。左には沿線の農家の人をモデルにした人形も。 トロッコ車両から見た行き違い列車は、結構迫力があります。鉄道車両って小さく見えても実際は、自動車やバスよりも大型であることを改めて体感できる瞬間です。 トロッコの乗車記はこの続き、ガイドさんのマニアックな解説を聞きながら終点の阿波池田まで続きます。ハイライトの吉野川沿岸を走行する場面は穴吹付近から始まりますので、次に一気に載せていく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.02 12:50:20
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