大分マシ

2009.09.08

カテゴリ：PC：消費電力

　さて、おはようございます。ちょっと仮眠を取ったので今日買ってきたCore i7 860マシンを適当に組み立ててしまいましょう。

その前に、あんまり需要がなさそうなもののレビューでも。

ハイ、リテールのCPUクーラー達。
左から
・LGA775 Core2Quad(45nm)用
・LGA1156用
・LGA1366用

Core2Quadの頃から「もうリテールクーラーで十分なんじゃなね？」というコンセプトの元、基本的にリテールクーラーを使っているので、どんなものか気になるところではありましたが･･･

ちょっと薄っぺらすぎやしませんか？

左：LGA1156用　右：LGA1366用です。
ちょうどLGA1366用の半分の厚さ、ってところでしょうか？
ちなみに裏は

銅です。

ちょっと不安ではありますが、逆に考えればコレだけでまかなえるほど発熱が少ない･･･のではないかという期待も持てます。

固定方式はもはや定番のブッシュピン式。LGA775、LGA1366用のそれとはピンの間隔が違うので使いまわしはできません。LGA775用と共通の間隔にしてくれたらよかったのに。

ちなみにファンはFOXCONN製 12V 0.17A。

というわけで比較的どうでもいいリテールクーラーの話はおしまい。

んで、CPU

L924B574とあります。
CPUのサイズ自体はLGA1366の物より小さいです。

話を戻しまして、組み立てるわけなんですが、組み立ててて少し気づいたこと。
CPUをマザーに装着する際、例によってレバーを上げてカバーを上げるのですが、

今回はレバーとカバーが同じ方向に上がります。
LGA775や1366で慣れてしまった身としてはちょっと違和感があります。

さて、非常にどうでもいい話ばっかり続いたのでさっさと本題に移りましょう。

マシンの構成

CPU：Intel Core i7 860
CPUクーラー：リテール
マザー：GA-P55-UD3
BIOS設定：全てデフォルト
メモリ：Crucial-Micron DDR3-1333 2GBx4
VGA：ASUS EAH4350 SILENT
SSD：Intel X25-M 80GB(旧型)
HDD：WD　WD10EADS-M2B
DVD：その辺に転がってたLiteonのDVD-Rドライブ
電源：玄人志向 KRPW-V560W
OS:Windows7 Enterprise 64bit 90日評価版

とまあ、至って普通の構成･･･でもないか。
まあビデオカードがローエンドのHD4350の時点で普通から見れば普通じゃないのかもしれませんが。
典型的な「CPUパワーだけあれば後はどうだっていいよ」的な構成です。
OSがWindows7 Enterpriseですが、まあ、MSの人曰く、EnterpriseはUltimateとほとんど同じ、ってことなんでまあいいでしょう。

あと、とりあえずケースには収めません。

バラックです。

というわけで、システム全体の消費電力

アイドル時：48W

アイドル時にはクロックがx9の1.2GHｚまで下がります。

で、続いて負荷時なのですが、「何を以って」負荷とするのかが問題ですが、まあ、いつものPrime95ということで

負荷時：167W（クリックで拡大）

Primeを走らせたときのクロックは x21の2.8GHz、つまりは定格でした。

やはり負荷をかけると消費電力もそれなりに上がってしまいますが、まあ、以前似たような構成で920一式組んだときは
アイドル時：79W
負荷時：193W
だったので、それに比べたらまあ大分マシなのかなぁと。

まあ、いずれにせよ負荷時に167Wも食っているようではちょっと困りますので、これから色々いじくって消費電力を下げる方向に持って行こうかと。

目標は上記構成でCPU使用率100%時に120W切り。
･･･できるのか？それ？