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【暗黒館の殺人】(全4巻)綾辻行人 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴…。著者畢生の巨編、ここに開幕。 皆さま、ちょっぴりお久しぶりです~ 先日マイPCが壊れ、急遽修理に出していましたが、やっと戻ってきました。 日頃いかに自分がPCに頼り切っていたか、今さらながら実感してます。不便です…。 原始生活(笑)を続けている間に本や漫画をたっぷり読めたので、 読書メーターのほうにも、ぼちぼちレビューを登録していこうかと思ってます~ * * * * さて、久々のブックレビューです。 館シリーズ7作目「暗黒館の殺人」を読みました! 本格ミステリな1作目「十角館の殺人」とは、正反対の位置にある作品ですねぇ。 トリック云々よりも、幻想的な雰囲気を楽しむという点では「霧越邸殺人事件」に近いかな? おぞましく不気味だけれど、時折艶めかしささえ感じる程の美しさ。すっかり虜です。 「十角館~」のラスト近くの一文を読んだ時の、あの驚きが蘇ってきました。 やっぱり綾辻さんは期待を裏切らないわ。ラストのどんでん返しに度肝を抜かれました ≪オススメPoint≫ 館シリーズ 幻想的 奇妙な宴 どんでん返し! 「暗黒館」の当主の息子・玄児と、ひょんな事から奇妙な交流が始まった大学生・中也。 館に招かれた中也は、様々な不気味な出来事を目の当たりにします。 怪しげな<ダリアの宴>、美しい異形の双子、座敷牢、呪われた家系図…。 自分の好きな要素がこれでもかってぐらい詰め込まれていて、小躍りしちゃったわ~(笑) 4冊合わせて2000ページ近くある超大作ですが、全く長さを感じさせません …が、本格ミステリの多い館シリーズの中では、かなり異色な作品かもです それに加えて、 これまでの館シリーズを読んでいないと、本当の意味でのどんでん返しはない。 という気がします。ある意味このシリーズの原点とも言える作品なのかなぁ。 個人的には、とっても好きな作品でした
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