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長押 綴

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2010.02.03
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カテゴリ:🌾7種2次裏

「安心して、僕が守るから」

色んな世界観で茂と再会するけど両方生きてる世界でもどっちかがどっちかを殺すしかない状態で絶望して結局毎日元の世界の茂の夢を見て茂の死で目が覚める安居殴り書き


※鬱注意
※ニアBL注意
※後味クソ悪いの注意
※パラレルワールド話注意
※殴り書きなのでほぼ言動とポエムっぽいのばかり注意













******************************************************

「だめだよ、安居はしんじゃだめ」

茂が俺を監禁するか

「安居がいないと僕はだめだ」

俺が茂を監禁するか

「茂…」
「おかえりなさい」
「茂…生きてた……」
「うん、生きてるよ。生きてるから、大丈夫」

二人で一人の俺達は、普通の世界じゃ生きていけないから。
逃げたとしても、どうせこうなる。




茂「僕、安居が見てないと、死んじゃうよ」


命より大切なものがある世界は、そんなに素敵なものだろうか?







「安居!」
「ーおう茂!どうした?部活帰りか?」
「うん。安居も?」


何度目かに、優しい綺麗な世界に出会えた。
そこでやっとのことで命を差し出さず命を賭けない茂を見られた。


そこの俺達は、あの2年間ほどでないけど距離があった。

別々の道を選んだ茂もやっぱり茂だった。



それでも、何かが違う違和感に頭がおかしくなりそうだ。


望んでいた筈だ、こんな生活を。

ー本当に?
















「大丈夫だよ。もう悪い夢は終わったんだ」



それは、オレが33歳ー要さんと同じ年になった頃に見た死ぬ間際の夢だった。













「涼くん、短い間だったけどー」



「安居のこと支えていてくれてありがとう」








「お幸せに」










「安居」
「……茂」
「安居らしいよね、人の為に、って」
「……人の為に、も結局エゴだろ」


「人が人の為に流す涙は、僕は綺麗だと思うんだ」







「ここならもう、泣かなくていいんだよ」


「どうして泣くの」



「お前が泣かないからだよ」





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最終更新日  2017.05.21 18:17:15
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