Laub🍃

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43:速度王 ◆Longlongspeed
肌寒くて目が覚める。なぜかフンドシ一丁だった。
修学旅行最終日。この日で旅行が終わる。
手元の酒を傾けながら俺の話に付き合って欲しい。

起きたのは俺一人。他の奴らはほとんど裸で転がっていた。
八つ橋の皮が部屋に干してある。何があったんだ。
ふすまに首が挟まっているヨンイルがいる。何があったんだ。
八つ橋まみれのホセがいる。何があったんだ。
うしろで手を縛られているサーシャがいる。何があったんだ。
レイジが部屋に干してある。何も言わず着替える。

荷物の整理や掃除を始める。土産などは箱に詰めて郵送する事に。
色んな所にフランスパンのかけらが落ちている。いらつく。
半泣きでお気に入りパンツを探すヤンがいる。馬鹿か。
郵送用ダンボールに木刀を入れようとする柿沼がいる。入るか馬鹿。
レイジが自らダンボールに入ろうと頑張る。何も言わず部屋を出る。

チ●コを揉まれつつ、旅館に別れを告げる。
股間を揉まれる俺にノーリアクションの女将さん。少し泣きそうになる。

新幹線に乗り込む。
木刀を抱えまくる柿沼がいる。捕まれ馬鹿。
鹿せんべいをむさぼり食う巨体(オス)発見。鹿に謝れ。

こうして修学旅行は幕を閉じた。
次の日、思い出に浸りながら届いたダンボールを開ける俺。
手打ちウ●コが入っていた。いらつく。
馬鹿ばっかりだ。殴ってやる。

44:速度王 ◆Longlongspeed
前にも言ったが俺の馬鹿接触率は非常に高い。
アルバムを見てたらどうしても書きたくなってしまった。
長文ウゼェと言う気持ちを抑えて今一度、俺の話に聞き耳を立てて欲しい。

いつもの通学路。
フラフラした自転車を発見。一台に四天王が乗っている。みんな馬鹿か。
後から迫る原付の音。見るとビバリーとリョウだ。
リョウが前を歩く「隣の席のレイジ」が持っていたフランスパンをひったくって行った。
奇声を上げて追いかける「隣の席のレイジ」。朝から何やってんだ。馬鹿か。

学校に到着。
下駄箱におやつと書き置きがあった。いらつく。
机の中に「しゃべる」が入っていた。何もいわず捨てる。
「自転車のエンジンが掛からなくて遅刻した」と言い訳したタジマがいる。馬鹿か。
外を見ると体育で野球をやっている道了一派。守備が16人いる。馬鹿か。

昼休み。
弁当を開けると十円が入っていた。親も馬鹿だ。
ヒマなので特殊教室の棟へ行く。
消火器のピンを集めている張三がいる。馬鹿か。
化学室で「そねちーの裏ビ講座」が開かれていた。馬鹿か。
視聴覚室でアニメをダビングしてる道化がいる。後でくれ。
木彫りう●こを製作する「四天王」を発見。美術の課題らしい。好きにしろ。

放課後。クラブ活動(柔道部)に行く。
ワンフー達がみんなでセーターを編んでいた。何もいわず帰宅。

こうして無駄に青春時代が過ぎていく。
馬鹿ばっかりだ。馬鹿まみれだ