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テーマ:7SEEDS(9)
カテゴリ:🌾7種
夏A施設で安居や涼達を育て歪めた責任は要さんが被ることになりそう。…要さん以外が被る、特に安居が歪んだことを安居自身の気質のせいと結論づけられたらまた死神発動するかもだし……
しかし、イコール安居や涼達が裁判されないというわけではないと思う。それは多くの人にとって納得のいかない展開になると思う(私ももやもやする)。何より、生い立ちが特殊である場合の裁判の前例が、「裁判前に不問になった」では、これから文明を築いていくにあたって支障が出るかもしれない。 裁くことは魔女裁判にも繋がりかねないけど、裁かないと無法地帯になってしまうかもしれない。 だから人として、そして集団・社会としてまとまりをもちよりよい社会を築いていくために法律はあるんじゃないかと思う。 さて、様々な場所にある法律、罪と罰、ルールは大体以下の為にあるそうな。 「当事者たちが欲の主張をし合った結果共倒れにならないため」 「指導者が自分たちが上だと意識させるため」 「被害者が「処刑」を見てスッキリするため」 「ごめんなさいと言わせる機会・言う機会」 「加害者が「処刑」をされてスッキリするため」 「過去の(もしくは確実と予測される)悲劇と同じことが起こらないようにするため」 「責任の所在をある程度はっきりさせるため」 「加害者と被害者の間に線引きをして、裁きの代行をし、私刑を抑制し、復讐のループが起きないようにするため」 「償い・裁きのレベルを設定・制限するため」 「仕事・作業・試合において張りを出すため」 「自分で全部決めて責任を取る事の限界を補うため」 「社会復帰させるため」 「どうしてもそれが無理なら排除・抹消するため」 では、7SEEDSの中で今の所唯一罪状が列挙されている安居は何故・どのように・何の為に裁かれるのか。また、どのように裁かれるのか……?と考えてみると、多分上のほぼ全部が該当するんだと思う。 ただどっちが上か決める……ことについては、「民>法>>凡例のない場合の壁>>個人の意見」となりそうだけれど。 多分今後はっきり示されると思うんだけど、その前に自分なりにまとめてみたい。 ●罪 夏A全体の罪→卯浪殺し、銃所持、秋/十六夜見殺し、春/桃太監禁 安居→秋/十六夜殺し、春/ハル殴る、花いじめ・アクロバットな性的暴行未遂、花&ハルに対する見殺し 涼→ハルを溺死・花を墜落死させかける、夏Bに死亡フラグを立てる 両方→銃による示威行為(他のメンバーは仲間が攻撃された時以外は銃を人に向けていない) ○言い分? 夏A> 卯浪殺し→そもそも銃を握らせたり覚悟を持たせるために異様な事してきた張本人 銃所持→恐竜退治・巨船編など、使い方によっては人を救うこともできる 秋/十六夜殺し→感染力強いウイルスのホスト(冷凍)の間近に寄った蘭を撃とうとしたら庇われた 春/桃太監禁→あゆ「誰かが毒見をしなければいけないなら」 狩り班「誰かが囮をしなければいけないなら」 「出来る仕事を割り振っただけ」 安居(茂に似てる…)「テストを受けるべきだ できないならできるまで訓練するべきだ」 源五郎「崖を登れとは言わないけど それは同感だ」 涼「選ばれた重みを知るべきだ」 あゆ「夜中に村を出るのは危ないわ。恐竜だって近くをうろついているのに」 「食べ物と寝る場所の面倒を見たのに」 安居> 春/ハル→小瑠璃を連れて夜の森にしけこんだように見えた ※安居的にはハル(見ず知らず)・小瑠璃(仲間)が森の奥に行った事が鵜飼(敵)・茂(←の罠にかけられた)の森の奥に行った事とかぶったと思われる 春/花いじめ→花の父親は身を粉にして、若干花を送り込めない私怨も込めて夏Aの死の遠因もしくは直接の原因を作ってきた。だけどやっぱり花を送り込むことにした。 連帯責任・一族郎党の理屈で「その分花は働くべき」 春/花性的暴行未遂→↑のストレス+幽鬼のように見てきている安居の目が怖すぎて、十六夜殺しが頭を過り、殺される!+離れた方がお互いの為だ!と思いながら夜中に無断で逃げようとした花 と、償う事から逃げようとしていると思った為聞きかじりマウント&私刑をしようとした安居 涼> 春/ハル→音楽は皆(特に安居)のトラウマなのに奏でまくる+小瑠璃に対する兄心じみたもの? ※ハル的には「耳障り」としか言われてない+小瑠璃や鷭達は別に嫌がる素振りを見せない 春/花→居ると安居の精神が不安定になる+花の父にやられた方法で私刑しようとした ※花的には唐突 「父がそんなことするはずない」「別人じゃないですか」 夏B→自分たちの対として危機回避能力・問題解決能力が高いかどうか生死のテストした ※最初を除き一応夏Bの力として「生き残った」からまあ結果オーライスタイル ●裁判 「要る」と上層部に判断されたもの以外は「要らない」ものとして徹底的に排除された箱庭育ち なおその「もの」は外部との接触・聞き専音楽以外の遊び・人としての感情・落選者・「死」etc 子供の頃から洗脳教育(※内訳→#)+薬漬け(ドーピングでひっかかるレベル以上)で、人としての回路をすり減らし削ぎ落としてきた 「そうだなあ 僕は君達が憎いのかもしれない」←悪意を感じる 最大級のトラウマを受けた直後に冷凍睡眠させられ、精神的にかなり危ない状態だった (立っていた虹子・涼・あゆ、最後まで仕事をしていた鷭・源五郎、怒りで一杯だった小瑠璃、微動だにしない安居) 冷凍睡眠から目覚めた直後、「要らない」もの筆頭なのに来ていた卯浪を皆で殺し、銃で人を撃つ事の抵抗が擦り減った (安居:)自分達の糧となる家畜や野菜の糧となる餌が落選者たちだったことを知る→ 「地球上のものは全て循環する」 + 異常な貪欲さと冷徹さを得る切っ掛け? →「人形」「獣」のようになっていた ●罰 前提>カウンセリング(夏B)を受けつつ他人(秋)の意見をまずは聞くこと 重>監獄で毎日内職/「人形」「獣」として扱われる 中>接近禁止令、武器所持禁止、特定時間外出歩き禁止 軽>接近制限令(くるみ≒花(≒要)>秋・春の守られる側>守る側>>←と仲のいい夏A) 銃所持制限(監視・条件制限(人に向けては何があっても絶対に撃たないなど)) 独断行動制限(人に相談する・もしくは考えている事を整理しきれてなくとも言う) 最終目的>嵐:「いつか花に(ちゃんと納得・罪悪感を抱いた状態で)謝らせるから」 秋ヲ:「悔い改め」「少しずつ前に進んでいく」 事の持続を求める *共同生活するなら夜は一番外で見回りするとか、あるいは夏Bの近くでひたすら家具作り・洋服繕いをするように義務付けられることはあり得そう *罪と罰の感覚をすり合わせる為に秋から凡例、夏Bから実体験や読んだ話を聞くということはさせられそう *角又(寺の息子)の古典も? *ただし、当然ここで個々人の法律・罪と罰についての考え方、その理由も言うことが求められそう。そういう時に「自分で決めて自分で責任を取る」部分が光って来るとみた。 私刑が目指す復讐。 公刑が目指す最大多数の幸福。 前者を行いたいと思う者が少なくなるように、後者があるんじゃないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.20 13:30:12
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