奈良県の社労士・行政書士 大和侍 の 徒然日記

いつの間にか桜も終わっていました。

バタバタの日々ですが、先日、ようやく介護職員処遇改善加算（障害者総合支援法は福祉・介護職員処遇改善加算）の平成27年度の計画書の提出を終えました。

3月中から何度も介護事業所さんには、どうなるんやろ？、どんな書類やろ？って問われましたが、勿論私らもわかりませんでした。

ようやく今月の3日に奈良県のＨＰにアップされたので、そこからは毎日計画書の作成や提出の準備に追われました。また都道府県や地域密着型の場合は市町村により若干取扱いも違うので、その確認作業も結構時間がかかってしまいました。

ただでさえ、書類の多い介護事業所なんだから、もっと簡素化してサービスの提供に労力を割けるようにすれば良いと思うのですが、お役所さんは書類が好きなようです。

また、私は職員さんの処遇を改善する気が本当にあるのなら、国は介護報酬を引き下げず、もっと上げるべきだと考えています。

全体として介護報酬を下げておいて、職員さんの賃金は改善しますって、あまりにも馬鹿にした話だと思います。

とはいうものの、特に『加算１』を届け出た事業所さんは、キャリアパスについて整備しておく必要があります。

当事務所でも、職位・職責等に応じた任用要件や賃金テーブルの作成を改めてお手伝いさせていただきました。

ただ、時間があまりにもなかったため、内容的に不十分なところもあるので、今後も定期的に事業所さんと見直していく必要はあります。

しかし、何度も言いますが、事業所を経営していく立場として、報酬全体が下がっているのに、賃金だけ上げることなんてできませんよ。