□■■バイオロジカルコントロール■■□
2/10に撒いたサルビアファリナセアをプリッキングアウトして1ヵ月以上経ち、PotUpし始めています。プリッキングアウトした苗の大部分がよく生長してるのですが、たまに小さくて生育不良の苗が。何も考えずに、あー同じトレーの中で大きくなるものとそうでないものがあるんだなあと眺めていた毎日でしたが、ふとヘッドガーデナーのJuliaに疑問を投げかけてみたら意外な答えが返ってきました。「その小さい苗のそばに虫が卵を産んでいるのよ」と。そしてその2日後の朝、GlassHouseに行ってみると、見慣れない白い筒状の入れ物が置いてあるではないですか。なんだろ???と思って、その筒のラベルを見てみたら「Hypoaspis Miles Tube contains 25,000 predatorsSciarid fly lavae and Thrip predator」天敵でダニ類(調べたらトゲダニ科のダニとなっていましたが日本名がわかりません)で、ハエとスリップス(アザミウマ類)を防除するものでした。細かいバーミキュライトに25000匹の天敵が入っていて、ハウス中のトレーにそれが撒かれていました。農薬は極力避けて、バイオロジカルコントロールで対応するやり方が日本でもどんどん広まるといいなあと思っています。もう播種もプリッキングアウトもないのか・・・とちょっと残念に思っていたらとんでもない!今週また新たに30種類の種を播種しました。イースターホリデーの後の発芽が楽しみです。