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2005年09月12日
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カテゴリ:科学本
「複雑な、あまりに複雑な」逢沢明(現代書館)

以前犬耳した「複雑系は、いつも複雑」の姉妹書。こちらが先に出ているのでむしろこちらを先に読むべきだった。

P15 「ソクラテスがある日ある時に呼吸した空気のうち、20分子ほどが、ぼくたちの毎回の呼吸に含まれている。」姉妹書の方でもでていた表現。これの計算がこちらにあった。地球全体の大気の量の計算が単純ミスしているような気もするが、まあ本質的には問題ない。「時空間は思ったより小さい。ぼくたちは、ソクラテスがある瞑想の瞬間にした一呼吸を、2,500年近い時の流れを越えて、いまでも自分の呼吸の中に共有している。」という書き方もインパクトがある。

P75 「宇宙の果てで、一個の電子が地球におよぼす重力が、一瞬間だけ取り除かれて、また元にもどった。あとはなにも変わらなかったが、その影響はたしかに地球の大気に残った。」ラプラスの悪魔の話だ。この微妙な重力変化が地球上の分子の衝突に対して、だいたい数十回の後に予定されていた衝突が起こらなくなるということ。「偶然という語は実のところわれわれの無知の表現にほかならない。」

複雑な、あまりに複雑な





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最終更新日  2005年09月12日 22時45分54秒
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