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2018年03月05日
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カテゴリ:科学本
「おもちゃの科学セレクション1」戸田盛和(日本評論社)
科学おもちゃが好きで色々集めてます。そういう意味ではこの本はバイブル的存在。かなりハマりました。3巻まであるので楽しみ。

P26 「やじろべえ」の章にある「昇り猿」。宮崎県延岡の「のぼりざる」、宮城県気仙沼の「弾き猿」ではないようだ。「高崎山の猿のおもちゃ」とあるけど、ネットには引っかからない。ま、この本、初出が1970年の「数学セミナー」の連載記事なのでそういうこともあるか。作ることもできそうなので作ってみっかな。
P36 「だるま落し」の章だが、だるま落しの原理から核分裂の連鎖反応に話が飛ぶのが流石だ。
P54 おもちゃというかインテリアに欲しい「くさり鎌時計」。どこで見たんだろう?昔見て欲しいなと思ってた。「くさり鎌時計」で引いても出てこない。で、検索しまくって「フライング 振り子時計」で引けば出てくることが判明。いつか欲しい。ヤフオクか・・・。

P86 平和鳥は当然この本に登場する。居室でも毎日水を飲んでいる(笑)さらに面白かったのは、それを湿度計として利用する亜種。ガラス細工は得意じゃないけど、近くにそれが得意な専門家集団(?)がいるので頼んでみようかな。
P95 ポンポン船のバイメタルの振動は単に音を出すためだけなのか、それとも自励振動をアシストしているのかの議論。バイメタルがメインの機構だと思っていたけど、「水自身がピストンの役割を演じている」、「なくてもエンジンが動くにちがいない」とのこと。
P100 磁石のおもちゃ「不思議な犬」、見たこともないし手に入るものでもないだろう。幸い自作も簡単なようだから週末にでも作ってみようかな。回せるようになるのにコツがいるらしい。そういうのが好きだ。
P120 マリオットの器、これも週末に子供と一緒にやろう。
P121 唐突だけど、仙台一番町の大竹園というお茶屋さんに「宙に浮いた急須から湯呑みに向かってずっとお茶が流れているディスプレイ」があって、子供の頃、ずーっと不思議で店の前を通るたびに眺めていた。仙台を離れてから20年経って、再び仙台に住む機会があった。父になり、同じ不思議を子供たちと共有したくて再び訪問したときに、あの時と同じものがまだ飾られていたときには大いに感動したのだった。この本のこのページには似たような「水からくり」のおもちゃの話が載っていた。ま、今では機構はわかるんだけどね・・・。
P129 こまの歳差運動を「剛体の角運動量の変化」などというムズカシイ言葉を使わないで説明しようという試み。「地球ごま」を使うことで、普通のこまで考えなくてはならない重力の効果を無視して、簡単に議論できる。
P132 「何十億年前は地球は約八時間で一回転していたそうである。(中略)一日はだんだん長くなって今のように二十四時間になったのである。地球の自転の角運動量は小さくなり、それだけ地球を回る月の角運動量は大きくなった。その結果月は地球から遠ざかったことになる。」
P140 「逆立ちごまに対して統計力学的解釈というのもある。」から始まるこの部分は最高に面白い。「運動エネルギーが位置エネルギーに転換する通り道として摩擦が役を演じていることは確かであって・・・」、「いわゆる負の温度が実現されるわけで・・・」
P152 おもちゃの振動回転変換器、ギリギリガリガリ。これは戸田先生のネーミングだと思うけど、うちにもあります。本当の名前はなんなんだろう? ​ここ​の一番下にも絵があります。誰から知ってたら教えて。





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最終更新日  2018年03月05日 02時12分16秒
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