ねこの散歩道

息子、急性胃炎でした。
朝、昼、夕と水分もろくに摂れず、摂ったら大量にもどす。
そして、ひたすら眠る。
夕方6時半に目を覚ました。
熱も38度で唇が乾いている。
水分補給して、病院に連れて行こうとしたら、エレベーターの中で大量に嘔吐。
家に戻り、私は、エレベーター付近の掃除
気を取り直し、小雨の中、息子を自転車の後ろにのせて病院に行きました。
口に入れるともどすので、座薬をもらい、落ち着いて眠りました。

今朝、「もう一日休ませてもいいかな」と思ったのですが・・・・・・
「体操教室行きたいから、学校も行く！」そうな。



振り返ってみたら、逞しくなったものです。
保育園は、1/3は、欠席してたよ。
ストレスで全身に発疹が出たり、高熱が出たり。
お迎えに行くと、無表情で待ってた息子。
仲良く手をつなぐふりをして、思いっきり手を捻る子や陰で集団で蹴る年下の子たち。
それに、気づいてくれなかった保母さんたち。
保母さんともずいぶんやりあったなあ。

小学校入学前も何度も校長先生や教頭先生と話をしに学校に行った。
仕事が終わって、真っ暗な学校でうちの家族と先生との話し合い。
しんどかったなあ。
「明るい未来は、本当にあるのか？」と本気で思いました。

でも、やっぱり明るい未来はあったわ！

保育園の時にいじめてきた子供たちとも今では、友達になった。
教頭先生は、息子のすばらしい理解者だ。
あれだけ怖がっていた学校にも病み上がりでも「行く！」という息子。
おまけに、チック症状が出るほどの恐怖のプールも「がんばる！プール習う！」と言い出した。

この前、ディサービスでお母さんたちが深刻な悩みに泣いていた。
みんな年長～小学一年生のお母さん。
私も聞いてて、切なくなったよ。

「大丈夫だよ。今、悩んで行動してることは、絶対、無駄にならないよ」

そのお母さんたちに、そう声をかけた。
それ以上は、何も言えなかった。

一つ一つ悩んで、考えて、迷って、行動してきたこと。
なかなか結果が見えないことも多かった。
でも、今、いろんなことがうまく回りだしたのは、長年悩んで迷ってきた成果だと思う。
これからも、こんなことの繰り返しなんだろうな。

子供に負けておれんわよっ！

昨日、病院で待ってる間、ずーっと私に抱きついていた息子。
なんかさあ、人に頼られるって心地いいわね～と思ったよ。
そして、優しい気持ちやがんばりたいという気持ちが生まれてくる。

帰りも小雨の中、息子を乗せて自転車漕いだ。
「絶対、あんたには、負けへん！」
妙に闘志が沸いてきた！

けど、身長だけは、抜かれそうや～