『ソルジャー』(原題;Soldier)1998 米
Soldier (1998)~IMDb
Directed by Paul W. S. Anderson←コイツだったんかい・・・。
Writer;David Peoples
Music by Joel McNeely
まさか、脚本がデイヴィッド・ピープルズさんとは思わなかった。
この方、凄い人ですよ。
脚本で、
ブレードランナー (1981)
リバイアサン Leviathan (1989)
許されざる者 (1992)←第65回アカデミー賞・ゴ-ルデン・グローブ賞ノミニー
第46回英国アカデミー賞受賞等々。
12モンキーズ 12 Monkeys (1995)
名脚本家、ですよ。
<<ストーリー Wikipediaより>>
ファンが作ったトレ。
幼い頃より超人兵士・ソルジャーになるべく選ばれた人間は情に流されないよう
感情を無くすように育てられた。
成長した彼らソルジャーは様々な戦場で活躍するが、彼らのもとへ数年たったある日、
ミーカム大佐率いるニュー・ソルジャー達がやって来る。
ミーカムは彼らの指揮を担当しているチャーチ大尉に
「ソルジャーはただ鍛えられているだけだが、彼らは遺伝子から鍛えている」
とニュー・ソルジャーの方が優れていると発言、
それに納得できないチャーチは本当にニュー・ソルジャーより
自分のソルジャーの方が下なのか疑問をなげかける。
チャーチはミーカムに「テストをすれば納得する」と言われ、
あらゆるテストを行ったが、彼らにはかなわかった。
最終的にニュー・ソルジャー・ケイン607と旧式のソルジャー・トッド3465
を戦闘させることになったが、ミーカムに旧式一体ではケインにはかなわないとされ
トッドに二名のソルジャーが加えられ1対3で戦うも、
三人ともケインに敗れ死亡してしまう。
ミーカムには旧式のソルジャーは「時代遅れ」と看做されてしまう。
そして死体は廃棄物処理惑星に投棄される。
しかし実はトッドだけは死亡しておらず、そこでトッドは目を覚ますのだが、
そこは生態系が破壊され、超絶なる暴風が吹きすさぶ荒廃した世界だった。
トッドは戦い以外の術を知らず、孤独に苛まれるソルジャーであったが、
かつて宇宙船の事故でこの惑星でこの惑星にたどり着いた人々からなる
コミュニティとの関わりを通じて次第に自我を取り戻し、
ついには人々を守るため立ち上がるのであった。
CAST;
トッド3465(軍曹) カート・ラッセル
ケイン607 ジェイソン・スコット・リー
チャーチ大尉 ゲイリー・ビジー
ミーカム大佐 ジェイソン・アイザックス
サンドラ コニー・ニールセン
メイス ショーン・パートウィー
主演は我らがカート・ラッセル兄貴。
ゲイリー・ビジーさんはもう御馴染みの”悪役”(以前は”善人役”もあったんですが。)。
ジェイソン・スコット・リーくんは『ドラゴン/ブルース・リー物語』では主役した方
ジェイソン・アイザックスくんは
『ドラゴンハート』のフェルトン卿や
同監督の
『イベント・ホライゾン』のD.J。
『バイオハザード』のウィリアム・バーキン。
兄貴が劇中”殆ど喋らない”って批判されたって・・・、
批判した奴、アホちゃいますか?
だって『感情を無くすように育てられた』戦闘マシーンなのだから当たり前じゃん??
『ターミネーター』だってそうじゃん・・・。
それだからこそ、後半の展開が盛り上がるんだし。
何でもかんでも説明・台詞が無ければ判らん、
って言う近年のアメリカを象徴している批判だわ。(日本もそうだけれど。)
展開は
”ベタ”って言えばベタですが、Paracelsus55は好き。
ラッセル兄貴が土管みたいな所で一人涙を流す処なんざ、”うるうる”来ます。
(『あれ?何だこの目から落ちる水は』、って仕草がまた・・・。)
近年のアンダーソンの”悪い処”が余り見れなかったのも良かったです。
IMDbでは低い評価ですが、
数字程は悪いとは思いませんよ。
結構、秀作かと。
観て損は無しです。
何卒、よろしゅ~に。
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