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カテゴリ:みなとメディアミュージアム
9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録
車内&阿字ヶ浦編。 それまで、那珂湊だけで終わっていたらしい MMM鑑賞ツアーですが 最終回のこの日は、車内や阿字ヶ浦の作品も見られる スペシャルバージョンでした! 那珂湊の街中も、街歩きでガイドをされている ベテラン観光ボランティアさんが参加されていたので 街並みのお話なども聴けたのですが、 阿字ヶ浦特別編は、もちろん湊線で移動したので 車内に展示してあった作品はもちろん 案内役をしてくださった小佐原孝幸さんが 昨年の参加作品としてデザインされて 今も大人気の駅名標について 自ら解説してくださったんです。 例えば、那珂湊駅の場合、 文字の色がシルバーなのは 日本で初めて作られたステンレスの気動車 ケハ601の色を使っているからで 漢字の「珂」の文字にもケハ601がおさまっていて そして機関区があることから複数の線路、 (湊線は単線なので、今年になって金上の交換設備が完成するまで那珂湊以外の駅で行き違いできなかった) レンタサイクルをあしらってあります。 車内の作品も、窓のシルエット、天井の油絵など 阿字ヶ浦までの15分足らずに 目いっぱいのお話を伺えました。 (C)mama-goose 阿字ヶ浦駅での展示は、レールを加工した錨のオブジェと 「ひなたちゃんともじゃらんげ」のアニメ。 このアニメがすごいんです! (C)mama-goose 列車の発着に合わせたプログラムに沿って 発車7分前に始まり、3分前におわるようになっていて 上映時間から発車の案内までのすべてに 湊線の折り返し時間などを考慮してあるのです。 (プログラムと展示設備は小佐原さんの製作) アニメそのものも可愛くて楽しいのですが そのプログラムが「みなとメディアミュージアム」として 鉄道会社とのコラボを前提に仕上げたもので 利用者にとっても、鉄道会社にとっても 非常に有益なものだと思います。 錨のオブジェも、古いレールを加工するという 鉄道、それも海辺を舞台にした展示として とても素敵な発想で、雰囲気も良かったです。 (C)mama-goose この2つのオブジェ、 レールの間隔をそのままに展示しているというこだわり。 目立たない場所にありながら 静かに風景に溶け込んでいました。 そのあと、ダンボールアートを展示していた 海岸通りの「いるか」で 7月下旬から公開制作され、完成した海竜を見学して アンケート記入後、ツアー解散。 ダンボールアートについては 8月13日のワークショップ参加記で取りあげていますので ここでは画像のみ。 (C)mama-goose あのワークショップの後、 ダンボールを見ると何か作りたくなってしまうんですよね~(^^;) いつもはエッグアート…卵の形を生かしてモノを作るので 何もないところから造形していく面白さを知ってしまいました! ん~、でも11月のエッグアートの教室展に参加するので それまではエッグアート、頑張らないと。 いろんな面で、いい刺激をいただけたアートイベント。 1年1年、無理せずステップアップして行ってほしいと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月18日 21時47分38秒
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