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テーマ:音楽のお仕事♪(1676)
カテゴリ:音楽
ここのところヨーロッパでは寒波によって気温が低くなっています。寒くなると空気が乾燥するので、楽器は気をつけなければなりません。ちょうど良い湿度は50%から60%と言われていますが、最近は40%から30%まで下ることもあります。乾燥すると木材は縮むので弦巻きのペグが緩んだり、飛んだりします。大きなダメージになると内木が外れたりします。
もっとも敏感なのはガット弦です。乾燥すると水分がなくなって容積が少なくなるので縮みます。すると自然と音は高くなります。家で調弦をしても出先の練習では異常に狂っていることもあります。コンサートなどでは前もって弦と楽器を会場の空気に慣らしておかないと本番前に調弦しても演奏中にどんどん狂います。 楽器にも弦にも良くないのは急激な湿度や気温の変化です。 この季節は毎日湿度計と睨めっこです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.26 08:33:31
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