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テーマ:バンドマンの語り場(1272)
カテゴリ:ギター
Memory・・・(While My Guitar Gently Weeps)と言うことで、半年に一度の定期点検時に現在どれだけあるのかの確認と、少しだけepisodeなどを羅列してみま~す!
さて、其ノ49の巻き! なんだかんだで49回目ヽ(´Д`;)ノ そろそろ疲れもね(苦笑) なんと『EB-3』・・・ベーシストじゃござんせんがぁ~まぁ、一本て事です☆彡 今は無きGibsonの廉価ブランド、OrvilleのEB-3 山野楽器がギブソンの代理店になったときに立ち上げたOrvilleと言うブランドです そんなコイツは1961年に発表された、ギブソン・SGと同等のベースヽ(´▽`)/ そして標準的な仕上げのチェリー・レッドですね 残念ながら、本家ギブソンEB-3は1970年代終盤に製造終了となり、後に「SGベース」として生産されていますが、そのモデルには4ウェイスイッチがなく、コントロールノブも4つから3つに減らされています。 コイツは純国産で1980年中頃から90年代終わり頃まで生産されており、Gibson (ギブソン)とEpiphone (エピフォン)の間の位置付けでした。もちろん、日本国内限定!! その製品はオービルと、オービル・バイ・ギブソン(Orville by Gibson )に分けられます。 Orville by Gibsonのギターは、1980年代中盤から1990年代終盤まで存在したGibsonライセンスのブランドです。 そしてOrvilleと名の付くギターのボディは、富士弦楽器製造か寺田楽器製作所によって作られ、Gibson純正のP.U.を搭載したものに「By Gibson」が付与され、無冠のものはPUも含めてメイドインジャパンです。 ところで?オーヴィル・ヘンリー・ギブソン(Orville Henry Gibson) もう、お気づきですね。そうです(´・Д・)」ギブソン創業者の名前からとってます。 そんな・・・★≪オービルの歴史≫★ 1988年4月より「Orville by Gibson」というブランドで国内生産が開始され、 当初はES-335、SG、Les Paul Customの3モデルで、搭載ピックアップはギブソンUSA製。 1990年になると更にモデルの広がりをみせ、「Orville」のブランド名で、国産ピックアップ搭載の低価格帯のラインナップが加わる事になります。 「Orville by Gibson」が10万円~20万円台の価格帯だったのに対し、 「Orville」は7万円~8万円台を中心とした価格帯のラインナップでした。 1991年からは「Orville by Gibson」ブランドに、アコースティックギターのJ-45、J-160E、Hummingbird、Dove、J-200のアコースティクギターモデルがラインナップに! このような歴史の流れの中で、低価格帯の「Orville」が主力となっていき、 1995年に「Orville by Gibson」が生産終了となり、続いて1997年には「Orville」が生産終了になります。ここで「Orville」という名前のブランドが幕を閉じます。 1988~1997年の9年間の事なのですね☆彡 もちろん存続期間の1987年から98年までEB-3は安定供給されてました。 と言う事で・・・☆彡 コイツのシリアルを見ると1996年1月の614番目に制作されたモノのようですネ たしかウィンドゥズ'97の頃と記憶してましたわ(^_^;) この頃、関税やブランドバリューが乗ったGibsonは20万円も30万円もするギターであり、そう簡単に購入できる物ではありませんでしたが、Orvilleブランドは日本の生産技術・品質管理のスキルにより、結果的に安定した商品を市場に投入できたと言える製品なのだと思います。つまりオービルはギブソンよりぐっと低価格で、品質の良い物を供給したのです。 言ってみれば、いまEpiphoneが作っている低価格なGibsonモデルの市場を、Orvilleは高い品位で担っていたようなものと言えますよね。 まあ、国産レプリカ品の威嚇も多分にあったと思いますけど。 そのあたりも含め“orvilleのギターは、Gibsonサウンドとして、品質も良いとの評判” に繋がっているものと思います。(当時のTokai、Greco、Burny等にも同様の事が言えますネ) Orvilleの製品は作りも良く、綺麗です☆彡 そんなコイツは・・・ SGスタイルのスリムボディに30.5インチスケールのネック、2基のピックアップ(フロントには大きなハムバッカー、リアにはミニ・ハムバッカー)を搭載。 コントロールサーキットは、4way1ロータリースイッチの仕様となってます。 2ボリューム、2トーンコントロール 一応組み立てはメイドインジャパン、未だに状態もまずまず。 所謂、ショートスケール! これじゃナイト ボディとネックにはマホガニー、指板にはローズウッドを使用しています! パワフルなサウンドが魅力で、太いサウンドはまさにロックな1本なのです! イメージはやっぱりネ!(*゚▽゚*)v ぶいぶいぃ~ 実に個性的なサウンド!ギター的と言う方がイメージに合いますかねぇ? アンプも何故かマーシャルやオレンジ!ブリテッシュ風味が"ブンブン"な感じ! いずれにしても、フェンダー系のベースとは一線を画すサウンドに間違いありません。 ちなみにOrvilleの当時の定価は96,000円。 製造元もそれなりに信頼性はあるので、SG Reissueよりも良いのかも? 残念ながら、Orvilleブランドが廃止されましたが、その後ギブソンのオリジナルデザインのギター&ベースがエピフォン・ジャパンに統一され、ヘッドストックのデザインをギブソンと差別化した日本製エピジャパンやUS製エピエリート「エリーティスト」になっても大きく変わることなく製造されています。 ん~あのデザインがなんともねぇ~(苦笑) 裏から見ても・・・☆彡 それにしても!コレって何に使うのかな? ピックガードに指をのせるような? 今度アンプつないでみまショット。今回も磨いただけで~す。(^o^)/ そんな、変わり種なのでした!とさ?。。。(・ε・)キニシナイ!! それでイイべさ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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