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カテゴリ:病気編
入院した日~手術後ICCUから戻った5時間後まで私は2人部屋を個室として使わせてもらっていました。しかし急患がでたとかで、身動きのできないまま、看護士さんに4人部屋へ連れて行かれました。
何がないやらさっぱりわからないまま手術直後で熱も38℃まででてきた私は、挨拶もそこそこにぐっすり寝てしまいました。 ところがその4人部屋こそ、私の入院生活を楽しく、そしてかけがえのない時間を与えてくれた魔法の部屋だったんです。 入院生活で知合うって、皆さんうわべだけとか思っていませんか?あるいはその期間だけとか? いえいえ私はこの病院でこうやって出会えたことは運命だと、前世からのご縁だと思っているんです。 勿論、部屋を替わったからすぐにお友達になれたわけではありません。いろんな患者さんと少しづつ話をしていくうちに、その後は直感というか [あア!!] って思うわけですよ。 小学校の組変えの時のようなものです。 結局相部屋だった二人と別室の一人で、≪パジャマーズ≫ というわらける名前をつける位、4人が退院するまでほとんど一緒にすごしました。 これからこの4人にまつわる話が一杯でてくると思いますので、彼女たちを紹介しまーす!! ◆Sちゃま:とても明るく、勉強家の彼女は色んなことに興味深々でした。ちょっと松居一代さんチックかな?わからない事はよく彼女に教えてもらいました。年齢は私より10歳も若いけど彼女の方がしっかりしていて私達の中でリーダ的存在です。 病名:卵巣がん ◆Fちゃん:彼女はとても落着きがあって、皆の話をきちんときいてくれて、そして的確なアドバイスをしてくれる私達のヒーラーみたいな存在です。江原啓之さんのファンで『オーラの泉』は彼女からよくきかされました。彼女だけ別室だったんですが、食事時間と入浴時間と睡眠時間以外はほとんど私達の部屋にいたような気がします。 病名:子宮頸がん とっても美人なのになぜかシングル。藤木直人似で平井堅位歌のうまい方いらっしゃいません? ◆H姉さん:彼女が一番後で入院されたのに退院はほとんど一緒・・・すごくがんばりやさんなんです。年齢の割に(ごめんなさい)とっても可愛くて、いつもは聞き役に徹してますが、ここぞという時にズバリ意見を言ってくださる頼もしい存在です。 病名:子宮頸がん そして私・・・ 皆、年齢も、育った環境も、K病院に来た経緯も、主治医も違うけれど、病気で知合ったお友達は一生涯のお友達です。 だって同じ苦しみ・同じ痛みを相談できるのは、両親でも彼氏でもなく、彼女たちしかいないんですもん。 もしこれから入院される方が読んでくださってるなら、貴方にもこういうお友達が必ず見つかると思います。 入院生活を一人ぼっちの寂しい時間に絶対しないで下さいね。 お友達ができたら、ホント勇気百倍になりますよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.28 18:16:32
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