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テーマ:海外生活(7781)
カテゴリ:どきどき★飛行機内で
昨日に続いて
また今日も寝坊。 最近、寝ようとするとホントに夜中っていうか、朝方なんですもの。 よくないわ。 明日は朝のアポイントメントがあるので、今日は早く寝よう。 なんて既に12時を回っている..... 世の中が平和なときは、TVもネタがないので動物園とかで動物ネタをやったりするそうだ。 そんなわけで、ここ英国でも、動物がTVニュースに取り上げられたときは、「おお、今日は平和な一日だったに違いない」と思うようにしている。 同じように、私が「飛行機事件簿」をタイトルに上げたときは、ネタ切れだと思っていいかも。 これはよくあるケースなのだが。 確かあれは...英国ヒースローからの日本へのフライトだったと思う。 10年ほど前だ。 多分British Airways. 飛行機は滑走路に出て、テイクオフの合図を待っている。 エンジン音が急に大きくなる。 やっと、テイクオフ。助走に入るのね。 機体がエンジンの音が大きくなるとともに、ちょっと揺れる。 もうじき、もうじき。 飛行機は発進するのよ。 うぃ~んっ!! 発進! 助走のスピードがどんどん加速されます。 「大嫌いな英国よ。それではごきげんよう。もう二度とこないから」 なんて心に強く誓うNinjaCat。 (なのに、どうして、またも今英国にいるの。泣) 加速、加速。もうじき飛行機は英国の地を離れるっ! ほらほら、もうじき離陸よっ! って、ところで。 ひゅ~~~~~んっ.......... 座っていた身体が急ブレーキの衝撃で前かがみになる。 「お?」 「なに?」 「おい、こら」 「飛びたてよ」 離陸本当に直前になって飛行機が、...いきなり風船の空気が抜けたかのように、急に減速して。 そして...止まった。 「ごきげんよう、のはずなんですけど。こんにちは、の意味じゃない方の」 そして、ゆっくりターミナルに戻ろうとしている。 「おい、おい、おい、おい」 そこでアナウンス。 「飛行機のエンジンにトラブルが発生しましたので、一旦ターミナルに戻って点検します」 一刻も早く、極道★英国(その当時も)を去りたかった私、でも、飛んでからエンジントラブルに遭遇して、空の塵と消えるのも悔しい。 そういう意味ではよかったかも。 でも。 助走して、もう一歩飛び立つってとこまで来ないと、わからないのか? さて、その後。 止まっていた飛行機内で一旦機内食が出されたが、すぐに回収された。 乗客みんな、空港近くのホテルに割り振られる。 NinjaCat頭にきたので、「日本に電話しなくちゃいけないんですけど、こうなったのもあなたたちのせい。電話代をよこせ」とごねた。 そこでホテルからのワンコールは無料となった。 なお、翌日、飛行機はやっと、にっくき英国の地を離れたのである。 しかし、離陸後しばらくして出された機内食は、前日のもとと同じだった。 機内食って、一日たっただけでは取り替えないのね。 フルーツが前日よりも元気がなかった.... ローマカトリックの法王、ヨハネパウロ2世が亡くなった。 彼がその立場に即位したとき、初のポーランド人法王だって話題になっていたのを思い出す。 結構昔なんだなあ。 確か、2002年のクリスマスだったっけ。 バチカンのSt. Peters広場にいって、クリスマスミサに参加したっけ。 (注:信者ではない) 遠くから、この人を見、声を聞いたっけ。 その時だって、結構苦しそうだった。 この時代、聖書に書いてあることや、その教えや教義の正当性が問われるなか、カトリックの地位を保っていかなければいけないお仕事。 大変だったんだろうなあ。 また、これからの法王も多難の道。 私は、法王という立場の人は「カトリック・コーポレーション」というグローバル企業の会長なんだ、と思っているけど、この組織に限らず、そのトップとして企業の将来を担うリーダーというのは、すごい、と思っている。 でも、本当に死の直前まで、人民の前に出て、本当に法王っていうのは働きものなのね。この人ほどに、働いた企業の会長はいるだろうか? そういった意味で尊敬せずにはいられない。 すごいよ、この人。 彼もいろんなジレンマなどを感じながらも、悩みながらリーダーシップをとってきたんだろうか。 本当にごくろうさま、って思います。 今、やっとゆっくり休まれているのだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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