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鹿島槍ヶ岳からのお便り

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2004年12月16日
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カテゴリ:村のこと
うれしいことがあった。
学校文集の打ち合わせにみえた中学校のO先生。玄関先でお迎えした時から見覚えのある方だなあと思ったら…
大学の同期生の旧姓Aさんだった。なんて奇遇。
よそゆきの言葉で打ち合わせをしたあと、時間に余裕があると聞いて、コーヒーを飲みながらぐっとくだけて、いろんな話をした。

《うれしかったこと その1》
今年4月からこの村に赴任された彼女は、一種のカルチャーショックを受けたそうだ。
「えー、まだこんな生徒たちがいるんだー!」というショックから立ち直るのに、ほぼ3か月を要したとのこと。
その「ショック」とは
「何ごとにも一生懸命に取り組むし、素直だし」
「私達が新卒で教員になった頃の、あの子たちと同じ姿がここにまだあるんだよねー」
この中味は当然予想されるもので、私自身もインタビューに行って感じているし、(こんなすてきな中学生-8月25日の日記)若ガラスが教育実習で教育現場に強い憧れを抱いたのも、あの生徒たちのおかげだ。

彼女は、ここ10年来、N野市の比較的大きな学校を幾つか勤務していて、その感覚でこの村に来たから
「そういう生徒たちに向かうには、ある意味で私自身の殻を破らなければならず、大変だった」そうだ。

そんな素敵な子どもたちがいるのは「この地域だからこそ」という言葉が続くかなと待っていた。
ところが、続いて出た言葉は
「あれは、あの学校の伝統が造ったものだね。子どもたちが最初から持っていたものではないよ」
びっくりした。まあ、伝統の中に、地域性も多少は入るから全く無縁ではないだろうが。

合併論議の際に、中学校の父母の多くは
「単級だと競争心が生まれない。そのためには合併し学校も統合した方がいい」という意見だったと聞いている。

彼女はこうも言った。
「あの子たちならば、どこに出ていっても、きちんとやっていけるね」

この言葉を「競争心云々」という父母に聞かせてやりたいよ、全く。

《うれしかったこと その2》
「じゃあ、今年教育実習されたのは、Tさん(私の旧姓)の息子さんなんだ。サッカーが大好きで、なかなか好青年だと思っていたんですよ」

これは単に親バカのうれしさです。





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最終更新日  2004年12月16日 17時42分13秒
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