うつ病の肯定的意図
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ビリーフチェンジの5回目、今回は、その名も、ビリーフチェンジ・エクササイズを紹介します。
ビリーフ、思い込みは、一つではなく、人はたくさんのビリーフを持っています。
それらは、ブドウの粒のように集まってシステムを構成しています。
その軸となるビリーフを「ステム・ビリーフ」と呼びます。
「制限となる」ステム・ビリーフを書き換えるスキルが、ビリーフチェンジ・エクササイズです。
スペース1
制限となるビリーフを思い起こし、どんな感じかを伝えます。(VAK)
ビリーフと嫌な気持ちを身体から取り出して、ガイドの指先に乗せる。
ガイドの指を目で追いながら、何度もビリーフを繰り返します。
ガイドは、8の字を描くように指を動かす。
クリアリング・サーキットというスキルです。
EMDR(眼球運動を使った心理療法)と似ていますが、
NLPでは、独自に発展したもののようです。
スキルの取扱いを誤ると、目が回って、気持ちが悪くなる人がいます。
クライアントの安全への配慮を十分にしてください。
スペース2
嫌な気持ちが消えたら、スペース2に移動します。
「制限となる」ビリーフを持ちつづけていた肯定的意図を聞いていきます。
スペース3
古い「制限となる」ビリーフの肯定的意図を満たす新しいビリーフ=「力づけ」のビリーフを探します。
あなたのメントア(導いてくれる人)を2人思い浮かべます。
メントアのポジションに入り、「力づけ」のメッセージを伝えます。(2人から)
二人のメントアから、「力づけ」のメッセージを受けて、
それに対応する「力づけ」のビリーフを見つけます。
力づけのビリーフの条件は、
肯定的に表現されている。
新たな行動や振る舞いに選択肢がある。
行動や振る舞いではなく、ビリーフである。
シンプルな表現である。
新しいビリーフを持つことで、マイナス面はない。
結果重視ではなく、プロセス重視である。
可能性があり、力づけになっている。
肯定的意図を満たしている。
スペース4
スペース4の場所に移動します。
新しい「力づけ」のビリーフを、一致した状態で伝えます。
再び、スペース1に戻り、各スペースを再体験します。
それぞれのスペースで、伝えたいメッセージを声にして体験します。
数回繰り返して、一致させていきます。
このビリーフチェンジのスキルは、NLPの中でも、様ざまなスキルを組合わせた
複雑なスキルです。
そして、とってもパワフルなスキルです。
私の学ぶNLP研究所の「マネークリニック」という2日間のセミナーで学ぶことができるスキルです。
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