人は本当の強みを自覚できない
こんにちは。
NLPロードの長岡高生です。
NLPロードのいう名前は、
NLP道
という意味です。
剣道、柔道、茶道、華道・・・・
剣道であれば、
日本刀という道具を使って、
その技を磨くことで、
己の生き方や在り方をも磨く。
それが「道」なのでしょう。
その意味で、
NLPの技を一心の磨くことを通して、
自身の在り方を極めていきたい。
そんな思いを込めて、
NLPロードとしています。
さて、それはともあれ、
NLP(神経言語プラグラミング)は、脳の取り扱い説明書と言われます。
なぜ、そう言われるのでしょうか?
NLPのNは、神経・・・五感と脳のこと=神経のことです。
Lは、言語、言葉のことです。
そして、Pは、プログラミングです。
人は、五感を通して得た情報(刺激)を、脳に言葉とつなげて記憶します。
そして、五感を通して得た情報(刺激)に対して、
脳の中の記憶を使って、反応します。
この刺激と反応の仕組みのことをプログラミングと言います。
NLPは、
この人間の脳の刺激と反応というプログラムの構造を研究します。
そして、
役に立つプログラムは使い続ける。
役に立たなくなったプログラミングは、再プログラムすることができる。
それが、NLP=神経言語プログラミングであり、
脳の取り扱い説明書と言われる理由です。
たとえば、
「高所恐怖症」の人がいたとします。
その人は、赤ちゃんのときから、遺伝的に「高所恐怖症」だった、という人はいません。
「高所恐怖症」で多い例は、
1~2歳のころに、
お父さんから「高い高い!」をされて、
手を滑らせて、
落とされたという経験から作られた(プログラミング)と言われています。
高いところから下を見ていた視覚映像・・・視覚(V)
落ちた時の「落ちる感覚」や激痛・・・体感覚(K)
「落ちた」「キャー」「怪我している」などの言葉・・・聴覚(A)
の五感からの情報を脳がキャッチして、神経細胞の強いつながりが一回の経験でできてしまいます。
これで、「高所恐怖症」のプログラムの完成です。
そして、1回で出来た「高所恐怖症」のプログラムは、
1回で「取り除くことができる!」のです。
アメリカで、1970年代後半に急速に広がったのは、
1970年代のベトナム戦争の帰還兵の
「戦争恐怖症」
の恐怖症治療に信じられないくらいに、効果を発揮したことによります。
そして、私自身も「高所恐怖症」や「犬恐怖症」
「先端恐怖症」「閉所恐怖症」などの
さまざまな「恐怖症」を癒すのをサポートしてきました。
上記の説明の詳細な部分は、私の仮説です。
しかし、おおよそのプロセスは、脳神経科学の研究成果と一致しています。
NLPは、1970年代の前半に、アメリカで誕生しました。
そして、それとほぼ時期を同じくして、
脳神経科学とコンピュータ科学が歩を同じくするように発展してきました。
そして、このNLPの誕生・発展と、
脳科学・コンピュータ科学の発展が重なって見えるのは、偶然ではありません。
それは、
NLPの創始者の一人、リチャード・バンドラーが、
数学とコンピューターを学ぶ学生だったことにも示されています。
そして、もう一人のジョン・グリンダーは言語学者でした。
(言語学とコンピュータ科学は非常に近い存在です)
今日は、ここまで。
次回は、NLPの誕生の物語が面白いので、紹介します。
ご期待してください。
長文をお読み頂き、ありがとうございます。
NLPロード 長岡高生