カテゴリ:セキュリティ
去る1/10はマイクロソフトによる月例アップデートの日だったのですが、修正パッチのひとつMS07-002でExcel2000用のセキュリティ更新プログラム(KB925524)を適用すると、一部のExcelファイルが開けなくなるという障害が発生しているようです。
幸いなことに(?)、Office2000はMicrosoftUpdateによるアップデート対象外で、さらに更新時にCD-ROMを要求することがあるため、自動的にアップデートされてしまうことはなさそうですが、律儀にOffice Updateを実施している人は注意した方がいいですね。 詳細についてサポート技術情報931183を確認してみたのですが、相変わらずひどい機械翻訳で、回避策がOffice2003への乗り換えを勧めるような内容になっているのもどうかと思います(Excel2000を再インストールしてKB925524以外のパッチを当てればよいはず)。 日本のセキュリティチームの Blogには「今月の事前告知では、当初 8 件とお知らせしていましたが、4 件に変更しました。 これは、更新プログラムの品質テスト過程において問題が発見されたためです。」と書いてありますので、この品質テストをすり抜けてしまったものがあったということでしょう。 こういうことがあると、パッチが出たら安全のためにすぐに適用するのか、ウイルス被害などに遭うのを覚悟でパッチの適用を3日くらい遅らせた方がいいのか、悩むところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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