テーマ:ゲーム日記(31026)
カテゴリ:ゲーム
Xbox360のワイヤレスコントローラーが不調になったので、分解修理しました。 本体付属の白いコントローラーが不調になり、黒いコントローラーを買い足したのですが、それもダメになりました。 不調になっているのは、2つのアナログスティック(サムスティック)部分です。 スティックの指で触れる部分が激しく劣化し、表面のゴムが取れて、樹脂が剥き出しになっています。 またスティックの動きも悪く、倒すと中心に戻らなくなったり、押し込みに力が要るようになりました。 修理交換用としてGlobal Game Gear のXboxサムスティック(GGG0024)を選びました(Amazonで696円)。 4個セットでワイヤレスコントローラーを分解するための特殊なドライバーも付属しています。 付属している特殊ドライバーは、六芒星形で中央に穴のあるトルクス(TORX)ドライバーT8Hタイプです。 ワイヤレスコントローラーは無線内蔵機器なので、このような特殊ネジが使われます。 電波法に抵触する違法改造をされないように、一般的なプラスドライバーでは開けられないようにされています。 中央に丸い突起のあるものは、特に「いじり止めトルクスねじ」と呼ばれます。 Xbox360コントローラーの底面には、目立つ場所にネジ穴が6か所あります。 電池ボックス取り付け場所に貼られているバーコードの裏に7か所目の隠しネジがあります。 Xbox360のワイヤレスコントローラーの底面カバーを外すと、こんな感じです。 基板を外すとき、中央のネジ穴用ボスが引っかかります。 無理にこじ開けず、ゆっくりと慎重に左右から基板の端を引き上げてやれば外れます。 基板上にはアナログスティックがこのように取り付けられています。 スティックやバイブレーターは、接着などされていないので、簡単に引き抜けます。 Xbox360コントローラーにおけるアナログスティックの多軸スイッチは、このような形状をしています。 ブロアーや爪楊枝で隙間に入っているホコリを取り除き、適当な潤滑油をさすと動きが良くなりました。 潤滑油としてはシリコーンオイル(KUREフードシリコンスプレー)を使いました。 グリスでは軋み音が発生して、かえって動きが悪くなります。 スイッチの清掃が終わったら、新しいアナログスティックを差し込んで、元通りに組み立てます。 ちなみに、ボタンなど各パーツは全部外しても正しい向きで再組立できるような形状になっています。 もし心配な場合は、分解前の写真を撮っておけば、組み合わせに迷うことはないでしょう。 アナログスティック交換後のXbox360ワイヤレスコントローラーはこんな感じです。 スティックが黒くなっていること以外は純正品と同じです。 動きも新品同様になり、買い替えなくて済みました。 → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.11 23:15:38
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