テーマ:映画館で観た映画(8432)
カテゴリ:about life
さきほど一度、記事をUPしたのですが、なぜか下書きに保存していた数行だけが更新され、書き足した部分が消えてました…。
ので書き直し。 ようやっと、 映画『西の魔女が死んだ』を観にいってきました。 先週までは近所のシネコンでも上映されていたのに、 今週は上映館が激減…。 大好きな恵比寿なので、うきうきとお出かけしてまいりました。 原作はハードカバーのほうを持っているのですが、 文庫には「渡りの一日」という、続編が収録されているそうですね。 読んでみたーい。 図書館は予約待ちだろうから、買っちゃおうかなー ![]() 『西の魔女が死んだ』(梨木香歩) 原作も十分映像を感じさせる文章でしたが、 これが本当に映像になるとすごい! まいのおばあちゃんの暮らす家、ハーブがたくさん植えられた庭、 うっそうと木が生い茂る裏山、野いちごのの広がる野原。 日本で撮影されたということが信じられない。 森、そのものが主役のような映画です。 そして、 自然とともに呼吸し、自然からおすそわけをいただいて、 old fashionedな日々を送る「魔女」のおばあちゃん。 最高。 野いちごのジャム、カリン酒、ミントティー。 サンドイッチもおいしそう! (一日何回もパンを食べるって、ちょっと我が家では考えられないのですが、 でもおばあちゃんの家なら大丈夫そうです) 「魔女」までいかなくても、 こういう「知恵袋」的な存在のおばあちゃんって、 昔は町内に1人くらいはいたんじゃないだろうか…。 その叡智はどこに失われてしまったんだろう。 魔女修行は、ぶれない自分をつくる修行でもあるわけですが、 わが身を振り返ると、中学生から高校生くらいって、 ぶれまくりだったなぁと思います。 ちょっとしたクラスメイトの一言で、 教室が天国にも、そして地獄にもなる。 KYなんていう言葉がありますが、 わたしは「場の空気を読む」のが苦手で、 自分がとんちんかんな行動をしていないか、 いつもビクビクしていました。 大学に入ってようやく、 「みんな違っていることが当たり前」の空気になり、 ほっと一息つけたような気がします。 あれって、 他人のものさしばかり気にしていたからなんだなぁ。 自分がぶれていないことを示すために、 つい自分の主張を声高に訴える、 ということをやってしまいそうですが、 実は自分がぶれているという証、なのかも知れない。 一匹狼で生きるか、群れで生きる楽さを選ぶか。 孤高を貫くほうが辛いように見えるけど、 集団の中でしなやかに自分の生き方を貫いていくことのほうが、 もっと難しい。 中学・高校時代の友人関係って独特ですけど、 その中から一生つきあえる友人ができたりしますし、 最初からドアを閉めないで、一度開けてから考えたら? と言いたかったんではないでしょうか。 イギリスからひとりでやってきたおばあちゃんは、 クォーターで、外見も考え方も日本人のまいより、 もっともっと壮絶な戦いをくぐり抜けてきたんでしょうから。 ![]() 手嶌葵/虹(映画『西の魔女が死んだ』) 主題歌もすばらしかった! ゲド戦記の主題歌をうたっている方と、同じ方だそうです。 思わず、CD買ってしまいました。 しばらくiPodのヘビロテ曲となりそうです。 帰りは「マクロビオティック・マルシェ」で遅めのランチ。 ![]() 恵比寿駅からはちょっと歩きますが、 ガーデンプレイスからは近いです。 量は十分だったのですが、 ごはんにごま塩振りたい~、と思ったわたしは、 陰陽どっちに傾いているんでしょう? おなかも満足した帰り道、 キム兄(ゲンジ役)の存在感に思いを馳せていたら、 この店にばったり出くわしてしまいました。 う~ん、ここでランチのほうがよかったかしらん??? ![]() ママイキのHPができました! 遊びに来てくださいね♪ http://mamaiki.net/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|