野良猫ヤマトとお別れの準備
しばらく放置していたブログだが、「お別れの準備」のカテゴリーを加えた。このブログは、もともと野良猫だったヤマトを引き取るにあたって、お世話になった関係各位にヤマトのその後を見てもらえるように作ったのだった。あのころの猫次長や猫先輩は、いまでもブログを見てくれているだろうか。見てもらっているつもりで書くことにする。ヤマトさんは拾った時に推定3歳で、その後十年以上一緒に飼い主夫婦と暮らしている。さすがにもう歳だよな、とは思っていた。トイレのあと走り回ることもしなくなったし、ゴロゴロもあまり言わなくなった。あんなにきれい好きだったのに毛繕いもあまりしなくなった。だからお口の周りにいつも食べ物をつけている。おもちゃをし向けても興味なし。今回、脱水から皮下点滴を始めた6月下旬に、初めて本気で「ヤマトとお別れしなければいけない」と思った。しかし十年以上の歳月は非常~に長く、飼い主夫婦にとってヤマトさんは家族になりすぎた。二人とも、ペットロスになる自信大ありである。やばい。ヤマトは一週間前から、粗相をするようになった。フラフラしているのでトイレできちんと用を足せないらしく、トイレの周辺にオシッコをする。小型犬用のペットシートを買ってきてトイレ周りに敷いてやると、むしろそこでしている。「ヤマトさん気にしなくていいんですよ。ちゃんと片付けてあげるから」と、飼い主は声をかけるのであった。これからは、野良猫だったヤマトを引き取る準備を書き続けたように、家族になったヤマトとお別れする準備を記録しておこうと思う。