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カテゴリ:コトバ
先日、恩師である渡瀬さんとお話しする機会がありました。渡瀬さんは僕が高校のときの監督、その後大学でもコーチをしていただき、今でも悩んでいるときに相談にのっていただいています。
その中で、コーチングには、人間教育が必要不可欠だ、という言葉をいただきました。野球のノムさんこと野村監督は就任以来ミーティングで、ずっと人としての生き方を説いたそうです。小手先のプレーや目先の勝利を追っても、結局その部分が伸びていなければ、遠回りになってしまうのです。 「耳順」という言葉を教えていただきました。 これは「人のいうことにしっかり耳を傾ける」ということだそうです。僕は恥ずかしながら読み方も知りませんでした・・・。すごくいい言葉だし、今の僕には必要なことです。一人前の人間になってラグビーに取り組みなさい、と。 まずは、自分が突き詰めて考える。 それをリーダーだけでなく、選手全員が考えられるような組織を作る。これが一番強いはず。指導者は、そのための“伝道師”であればいい。渡瀬さんの言葉です。ということは、自分がとことん突き詰めていく必要があるし、誰にも負けない情熱を持って毎日を過ごさなければいけない、ということですね。 やっぱり、そういう人間がやっていることは見ている人にも伝道(伝導!?)していくはずだし、それはトップリーグだろうが高校生だろうが同じですよね。であれば、僕のすべきことは明確です。“ラグビーモチベーター”なんですから! 高校生の指導についての話も少ししました。「高校生は自信と恐怖心」これが渡瀬さんが見る高校ラグビーの肝だそうです。自信というキーワードは僕の中にもありましたが、確かに恐怖心を取り去ってあげることが、高校生は自信につながっていくのかもしれません。 渡瀬さんとお話させていただくと、いつも自分の足りないところや忘れていたことを思い出すことができます。高校ラグビーはここからが本番。粘り強く、ねちっこくいきたいと思います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 15, 2010 08:42:39 AM
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