ぶるどっぐロンディ＆にゃんこの部屋

APECが済んだ。中国・ロシアに対し何も出来なかった管直人
有意義だったと強調しても負け犬の遠吠えにしか聞こえない。

あるニュース画像で胡錦濤に無視され・其の姿を呆然と見ている彼は　
まるでホテルのドアボーイみたいで情けない・泣けて来た。
仮にも今は未だ首相であろうに・・・

中国に対して尖閣諸島の「詫び」も「賠償金請求」も無し。
「船長の在宅起訴はあり得る」と何故言えない？

ロシアに対しては「訪問は遺憾の意」と・「返せ　泥棒！」位
言っても罰は当たらない。不法占拠されているのだから。

「日本固有の領土だと申し上げた」だけでは何も変化は無い。
「日本に確実に返還して欲しい！」この一言が何故言えぬ？
モット強気に言うべきは言い　推し進めるべき事柄を明確に
打ち出さねば北方四島は占領されたまま帰って来ないし
尖閣諸島も　いずれ　又　同じ事が起きるだろう。

偏重報道のＮＨＫもマスコミも皆　民主党寄りの報道・・・
管直人の仕事ぶりを半ば称える報道にうんざりする。

それらマスコミはバックに民団の存在が大きくﾏｽｺﾐ連中は過去に
「麻生太郎は漢字が読めない」と脚を引っ張った。だが彼は
支持率など意に介せず「マズは経済政策を！」と必死だった。
リーマンショックが不運となって日本を麻生を襲った。

ハッキリ言わせて貰おう。マスコミの偏重報道で国民の多くは
彼を誤解しているが　麻生太郎は管直人の様な愚か者では無い！
少なくとも「媚中外交や国を売る様な無様な事」は　しなかった。

エコポイントだとて麻生太郎の編み出した政策だった。
其れも年末で終わりだと言う。馬鹿じゃないの？
継続させれば良いじゃない？子供手当てを止めれば良い。
バラ巻けば票に繋がると考えている民主党にはウンザリする。

--何時もは参考意見を沢山貼りますが今日は一個だけ厳選---

【安藤慶太が斬る】ビデオ流出に思う　
       ★そもそも船長無罪放免がおかしかったのだ★
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101114/plc1011141201011-n1.htm

　　　　　　　★国益をはじめに損ねたのは誰か★

本気で彼をスケープゴートにするつもりかという思いだ。そうした言辞を
積み重ねれば重ねるほど国民には何だか情けなく映ってしまう。
なぜ民主党の面々はそのことに気づかないのだろう。

海上保安官を逮捕するにせよ逮捕しないにせよ 政治的目的を帯びた行動で
あれ そうでないにせよハッキリしていることはある。其れは　この問題の
根源は政府の初動段階での対応の誤りにあるという事だ。
誤魔化されてはならない。このビデオは国民に公開してよかったのである。

国益をはじめに損ね今に至る迄その事に気づかないのは菅政権ではないか。
そもそもボタンの掛け違いはビデオの公開を国会議員ら「特権」ある者に
限定して情報統制に努めてきた政府の判断の誤りに端を発しているのであり
もっと言えば領海侵犯を不問にしようとした政府のトンチキな事件処理に
端を発しているのである。

　　　　　　★ビデオは本当に守秘すべきものだったか★

第一あのビデオ映像はどれほどの機密的な取り扱いを要する映像なのかと
素朴に思う。海上保安庁の船舶に衝突してきた中国人船長の刑事裁判が
開廷されるのであればいざ知らず其の可能性を政府自ら否定してしまって
いる。それに世論の批判をおそれて限定的とはいえ国会議員を集めて公開
してもいる。映像がそもそも保護すべき秘密性のある情報という立場も怪
しいものである。

昭和52年に最高裁は国家公務員法違反に問われた税務署職員の裁判で
漏らした情報が
（１）公になっていない
（２）秘密として保護すべきだ－の２つの条件を満たす場合に守秘義務の
対象になるという判断を示している。

行政機関が形式的に秘密として扱っていただけでは仮に漏らしても罪に
問えないという考え方である。
まして情報公開法が制定され行政機関が持つ情報は原則公開とすべきなのだ。

普段から民主党自身が情報公開を強調してきた。
民主党の唱えている高めるべき情報公開の「基準」なるものがあるとすれば
それに照らして「YOU TUBE」のあの画像は国民に見せるべき映像だったろう
と聞きたいものである。

　　　　　　　　　★日本の名誉は貶められていた★

保安官は誰でも見る事ができたと供述しているのだそうだ。海保の当初の
説明とは著しく隔たりがある供述だし此の点で海保や馬淵澄夫国交相への
追及は強まるだろう。

追及は追及でいいのだが　うやむやにすべきでない　見逃すべきで無いのは
この映像を非公開とすべきだったかどうか政府の判断がそもそも妥当だったか
という点である。

例えば環境保護を標榜（ひょうぼう）する米団体「シー・シェパード（ＳＳ）」
のメンバーによる日本の調査捕鯨妨害事件の時はどうだったか。
ＳＳは、再三自らの妨害活動について日本側に非があると情報発信してきた。
その際も日本政府側は真実の映像を世界中に向けて発信した。
不法行為と共にＳＳの非を日本側に転嫁し日本を貶（おとし）める行為に最小限
の対抗措置を示してきたではないか。

中国漁船の衝突でも同様の事が起きた。中国政府が日本に非があると堂々と
世界中に嘘を発信して日本は貶められているのだ。にも関わらず　そうした
状況下　真実を明らかにするどころか中途半端な公開でお茶を濁そうとした。
いわば座して放置する選択をしたのである。
その判断が正しいとは到底思えない。

　　　　　　　　　　　★情報統制ではないか★

あまり指摘する人がいない気がするので　ついでに言っておく。
「YOU TUBE」のあの映像のお陰ではっきりと分かったのは中国の言っている事
がいかにデタラメかという事だけではない。
中国のデタラメは今に始まったことではないのである。

私がむしろ感じた事。編集の上で限定公開された映像を見て
「コツンとあたった感じ」などと語っていた福島瑞穂社民党代表の言葉が
いかにまゆつばものかという事である。
「是だから社民党は支持を失うのだろう」と改めて思った人は少なく無い筈だ。
衆院議員の小林興起氏の発言にも同様な思いを感じたが　あのまま国会議員の
限定公開で終わっていたら...。こういうのを情報統制というのである。

　　　　　　　★責任を官僚に負わす政治主導★

処分保留で船長を釈放した際　浴びた批判にも政府は「検察の判断である」
などと繰り返していた。
決定権は自分たち政治家にある。でも矢面に立ったり責任を負わされる
のは常に官僚となるというのが政治主導の意味ならばとんでもない事だ。

ひたすら中国の胡錦濤国家主席の来日に向けて中国の顔色うかがいに終始
しているのではないだろうか。
折角　会うなら胡錦濤国家主席にビデオを見せ謝らせて欲しいものである。

これではつける薬がない
わが国の領海を侵犯するという本件がまずあったのだ。
それを海保の巡視艇に体当たりした行為を公務執行妨害ととらえて逮捕した。
それを処分保留で釈放した。「無罪放免」である。

その判断の背景には中国で働いていたフジタの邦人の身柄拘束があった。
報復である。これは誘拐まがいの卑劣な行為であり脅しである。
その悪辣（あくらつ）な恫喝（どうかつ）に正面から向き合わなかった
のは政府ではないか。

日本にこそ非があると中国ははばからずにデタラメを言う。
わが国の名誉は貶められているのにビデオすら限定公開という姑息（こそく）
な形で政府は済ませようとした。
恫喝に屈した戦後最大の外交敗北すら頑として認めない。
これでは何を言っても　もはや処置なしである。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　★本件(中国の）船長は「無罪放免」★

現時点の情報で見る限り(海保の）彼は国家を憂いて確信犯でやったと迄は
考えにくい面がある。この保安官の行動を見ると後先考えずにネットアップ
してあとで騒ぎの大きさにオロオロしていた印象が否めないのである。
だからといって領海侵犯に正面から向き合わずに不正をうやむやの内に放免
した政府にそもそも問題があったことは動かせない。

わが国の名誉が貶められて尚それを見て見ぬふりをして領海侵犯という国家
にとって深刻な事態をうやむやに片づけた事で法と証拠で粛々と不正に臨む
捜査機関への信頼はズタズタにされてしまっている。

領海侵犯劇の動かぬ証拠をﾈｯﾄｱｯﾌﾟした公務員の行為だけに絞って今さら
国家公務員法違反で処罰した処で　本件である領海侵犯は「無罪放免」
いびつだとは思わないのだろうか。
本気で保安官を訴追するつもりなのだろうか。まさか日中関係に配慮して
今度は訴追するつもりだろうか。

本質を置き去りにしたまま国民にも中国にも顔色をうかがう。
終始その場逃れの言いつくろいに満ちた場当たり的な対応を繰り返している
から、あらゆるところに齟齬（そご）をきたしているのである。

事件がどう転がろうと政府のダメぶりは何ら変わらない。
政権の性根がにじみ出ている光景を国民はすでにかぎ分けている。
政府は少しはその事を真面目に考えた方がいい。

　（安藤慶太＝社会部編集委員）パート１　・・２に続きます(字数制限の為）