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ピーター・バフェットの株式日記

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2008.09.01
XML
カテゴリ:太陽電池市場
2008年9月1日

日本板硝子、急騰中。 597 (+37)

この日記では3回目かな。
メルマガで会員にはもっと前に書いてます。

書いたときにはこんな重い株と誰もが思ったでしょう。
内容をちゃんと読めばこれは買いだなと思えた人が勝つと
いうことなのでしょう。

注目すべき銘柄の始まった相場の初期にちゃんとそのポイントを
頭にタタキこむ。安物のディスカウントのネット証券に
注文出してばかりいる人間には何も見えてこないし、
相場の積み重ねもない。株価の変動で毎日、投資判断が秒単位で
変化する人。それは当たり前でしょう。
最初から頭の中が空洞なのだから。
チャート見ていて相場がわかりゃ苦労しないってば。
人のウンチとオシッコで描いたチャートを分析している自分が
恥ずかしいと思わないのかしらと俺は思う。

後ろを見るためのバックミラーを見ながら、前方に向かって
車を運転なんてできるわけがなかろうに。

後ろに向かって株式投資なんてできるわけがなかろうに。




7月7日のこの日記をそのまま書いておきますね。

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2008.07.07
日本板硝子の注目ポイント


日本板硝子(5202) 481 (-9)なかなか重たい株だけど、NYの株式、国内の相場が落ち着いて機関投資家が
環境関連の銘柄を組み込むときに候補になる銘柄の一つでしょう。


米株式市場も東京株式市場も不安定な状況は続きますが、世界の主要関心
テーマは今後30年不変でしょう。いまやらないと地球は破滅しそうだし。
7月7日(月)のG8 首脳会議(北海道・洞爺湖サミット)に向けての銘柄が欲しい
ところ。仕手株ではなく、世界のプロが好きなだけ買える株を探してみたい。

そこで日本板硝子(5202)に注目したい。1年以内に800円を目標にしましょう。
PER16.7倍。予想配当利回りは1.2%。PBRがたったの0.90倍。
信用倍率は1.24倍。 450円以下で買えれば最高ですね。
6月25日の日経報道でも旭硝子が10%ほど値上げしそう。これが実現するなら
日本板硝子も追随するだろうし、コスト上昇分を相殺できそう。
JPモルガンが9.3%から9.8%まで買い増しして6567万株保有(6月20日届け出)。
買収した英ピルキントン社は昔からNATOの高度技術軍事用製品の発注先。


以下注目ポイント:

●エネルギー価格の高騰とCO2削減にむけた規制強化を背景に、省エネ建材市
場や太陽電池などの代替エネルギー市場の拡大が予想される。

●太陽電池の種類は大きく、結晶系、薄膜系に分かれる。結晶系とは、薄く
 スライスしたシリコンの板を加工した太陽電池である。一方、薄膜系はガラス基板
 の上に透明伝導膜(SnO2)とシリコンの膜を形成して作られる太陽電池である。

●太陽電池市場が2010 年に13Gw(ギガワット)、2020 年に80.5Gw、そして2030年
 には498.4Gw まで拡大すると予想している。また、このうち、結晶系は2010 年に
 11.7Gw、薄膜系は1.3Gw へ、2020 年には結晶系が56.3Gw、薄膜系が24.1Gw
 へ拡大すると予想される。

太陽電池用ガラス市場を金額的に見ると、2010年には1,000億円、2020年には
 3,000億円、 2030年には1兆2,000億円となり、液晶用ガラス市場(現在1兆円)
 並みになる見通し。2030年の市場の構成は薄膜系ガラス市場が1兆円。結晶系
 ガラス市場はたったの2000億円。したがって薄膜系市場に注目するのが当然

 
 現在の主流は結晶系太陽電池であるが、シリコンの使用量が少量で済むなど、
 コスト構造(半導体のように、大量生産によるコストダウンが可能)の観点から
 将来的には薄膜系太陽電池が主流となる可能性が高い。

●付加価値・技術障壁の高さからも薄膜系太陽電池ガラスが有望。
 この分野、旭硝子と日本板硝子の2社が技術的に先行しており、参入障壁の
 高さから、当面は両社が市場拡大の恩恵をうけそう。うまみ成分の確保。

薄膜系太陽電池用ガラスには大量生産により低コストが実現できるオンラインCVD
 製法があるが、現在、商業生産レベルでのオンラインCVD製法を確立しているのは
 日本板硝子(もともとは旧ピルキントン社からライセンスを受けた技術)だけ。


●日本メーカーにとって、海外市場の将来性は大きい。
 CO2 削減といった観点からは、冷暖房効果を向上させるLow-E ガラス需要が、
 今後、世界的に拡大する見通しである
。特に、Low-E ガラスの普及が著しく
 遅れている日本や中国は、潜在的な市場規模が大きく、旭硝子、日本板硝子
 といったLow-E ガラスの製造技術を有する企業にとっては絶好の利益成長機会
 になる。既に、中国市場では、Low-E ガラス市場の拡大が始まっており、2010年
 には現在の5~10 倍にまで拡大するといった予想もある。その場合、中国国内の
 生産能力では十分に補いきれなくなり、日本などから輸入せざるをえなくなる

 
 注:Low-EガラスとはLow Emissivity、低反射ガラスのこと。
  
●環境分野で世界のトップをめざす日本は新築住宅にLow-Eガラス設置奨励措置
 をとる可能性が十分ある。
 住宅における複層ガラスの普及率は45.5%であり、Low-E ガラスについても9%程度
 にまで達している。但し、2006 年前後に実施された各国の規制強化により、欧州の
 殆どの地域では、新築住宅あるいはリフォームについて複層ガラスや一部Low-E ガラス
 の使用が義務付けられている。

●直射日光の遮熱効果を比較した場合、複層ガラスは通常ガラスの2倍、Low-E
 複層ガラスは通常ガラスの5倍である。尚、Low-E 複層ガラスとは、複層ガラス
 (スペーサーと呼ばれる金属部材で、2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラス)に、
 遠赤外線を反射する特殊な薄い金属膜をコーティングし、断熱効果を高めたガラス。

●板ガラス協会の調査によれば、現在、日本のストック住宅におけるLow-E ガラスの
 普及率は0.3%にすぎないが、仮に日本の住宅の窓ガラスを全てLow-E 複層ガラス
 に置き換えた場合、年間で1,700 万t のCO2(2003 年に全国の家庭から排出された
 CO2 の約10%に相当)が削減可能となる。



Last updated 2008.07.07 23:04:48





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Last updated  2008.09.02 03:16:48
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